水曜日, 5月 23, 2012

タケノ子?



 タケノコというのは竹の子ですが、これくらい成長するとタケノコとは言わないんでしょうね。多分硬くて食べられそうにもないです。でも竹と呼ぶには早すぎます。因みに、タケノコ買う時のコツは穂先が緑色になってないのを選ぶことだそうです。こんなのは売ってませんから大丈夫ですが、地面から穂先が出てしまったのはダメだそうです。

 もうひとつ雑学ですが、竹というのはタケノコの太さで一生の太さが決まるそうです。確かに細いの出てきてだんだん太くなるというのはなさそうです。この写真のタケノコはこの太さの竹になるということになります。なんかちょっと寂しいものがあります。人間にもそういうタイプ、います。私の場合は、細く生れて、細いままだ。

木曜日, 5月 17, 2012

サムソンのカメラ



 テレビや携帯、半導体で世界の市場を席巻しているサムソンのデジカメが徐徐に実力を付けてきている。既に11%のシェアーを有しているというから驚きである。4位である。日本では販売されてないので、カメラでそれだけシェアーを持っているという感覚がないが、アメリカやヨーロッパではかなりのシェアーを持っているということになる。2000万画素クラスのミラーレス(NX20 NX210 NX1000)も既に持っており、性能的にも日本製と見劣りしない。少なくともスペック上は。サムソンの強みは何と言っても失うものが無いということ。それだけに日本メーカにとっては脅威であろう。

 テレビ、スマホと同じくスマートというキーワードを冠した戦略というものもなかなか鋭いが、それらを繋いだ商品コンセプトを導入すれば日本のカメラメーカよりも有利な立場に既に立っていると言っても良い。ソニーと同じ環境ではあるが、テレビではソニーは敗退してしまったと言っても良い。総合力から言っても既にソニーをうわまわっている。端的な例はWiFiを搭載しているという点である。日本製のミラーレスではまだ搭載されたものは無かったのはないだろうか。せいぜいEye-Fiカード対応までであったと思う。スマホを外部ファインダーに使えるというのは如何にも他の製品との連携を商品コンセプトにしているというのが良くわかる。有機ELのモニターなども多くの日本のメーカの先を行っている。

 日本メーカが半導体、液晶パネル、テレビと同じ運命をたどらないことを願っているがどうなることやら・・・

水曜日, 5月 16, 2012


 京都のお寺の庭の苔です。苔の手入れはとても手間がかかると思って、近くに居た庭師さんに聴いてみたらやはり予想通りでした。鎌倉にも苔の綺麗な庭があるのですが、以前行った時には本当に綺麗だったものが、最近は随分汚くなってしまいました。それはゼニゴケのせいです。苔は独特の発色をします。なんと表現して良いのかわかりませんが、蛍光が入っているような錯覚にとらわれます。でもそれはきめの細かい苔の場合で、ゼニゴケが生えてしまうとどうしようもない状態になってしまいます。ゼニゴケはひらべったい葉っぱのような苔ですが、繁殖力が強くて、普通のコケはやられてしまいます。少し手を抜くと、ゼニゴケがはびこったり、イワヒバ(シダの一種?)が生えて綺麗なコケが無くなってしまいます。

木曜日, 4月 05, 2012

二次元で距離の測れる画像センサー(ToF)



 最近のニュースで面白い記事がありました。CMOSのセンサーですが、被写体までの距離が計測できるセンサーが開発されたそうです(サムソン)。3Dではありません。センサーひとつで被写体までの距離と従来の二次元の画像の両方が読み取れるのです。被写体にいろいろな距離の画像が含まれている場合(普通の写真では当たり前です)、それぞれの被写体までの距離が求められるそうです。

 このセンサーがカメラに搭載されるとカメラにはオートフォーカス検出が不要になるかもしれません。また画面内の全ての被写体までの距離が求められますので、画像と組み合わせて新しい応用分野が開発されるかもしれません。

 原理は、LEDの光を照射し、帰ってくるまでの時間差を計測するというToF(Time of Flight)というものです。国内でも静岡大学などで以前から研究されているようです。

 実用レベルに達するまでには、まだまだ時間が必要と思われますが、今後注目して参りたいと思っております。

木曜日, 2月 23, 2012

人の心をいやすこと

日経新聞の、十選というコーナーに写真家ハービ一山口氏選んだ絵が連載されている。今日はローレンス・アルマ・タデマの見晴らしのよい場所という写実絵の紹介であったが、その中に氏の言葉、『芸術は人の心をいやすこと』という言葉が目にとまった。


 芸術というと如何にも敷居が高い印象を受けるので敢えて芸と言うが、芸というものの本質はそこにあるのではないかと思っている。自己の満足に走るのではなく、人の心を癒すことにこそ真の芸の価値が存在すると思える。


 芸は人間の生活にとって必須のものではない。働いて、食べたり着たり雨露凌ぐ場所を手に入れたりすることは本質的に人間に課せられたことではあるが、それだけでは耐えきれないこともあるのが現実。芸はそういう人の心をいやし、生きて行く活力を与えてくれるものなのだろう。戦国の武将が戦いの日々のなかでも芸を愛して止まなかった理由も同じようなところにあったからではないか。


 写真も撮る人がその行為で癒されればよいし、芸としてそれを生業とするのであれば、人の心をいやすことができる写真が撮れることが必要なのだろう。(終わり)


土曜日, 2月 18, 2012

ミラーレスはパンドラの箱か?


 日経エレクトロニクスの最新号に、『ミラーレスはパンドラの箱』という記事が載っていた。ミラーレス化により、①各種制約がなくなって一眼レフではメジャーになれなかったメーカが台頭すること、②そのために一眼レフ同等又はそれを超えた機能が搭載されつつあること、③コンパクト機が一方でスマホと競合しもう一方でミラーレスと競合し生き残りを模索せざるを得なくなっていること、④一眼レフの市場も食われてくること などでパンドラの箱を開けたという表現になるのだろう。

 ただ、これは如何にも日本的な考え方と言っていいのではないか。パンドラの箱という表現はマイナスイメージが強い。筆者もプラス面を強調しているが、如何せんパンドラの箱と言ってしまえばそれが全てをもの語ってしまっている。

 以前から何度も書いているが、流れはミラーレスにある。少なくともこの流れを積極的に攻めたメーカが生き残る。特に今後は海外メーカが大挙して押し寄せてくると思っていた方が良い。一眼レフまではカメラは日本のお家芸であった。しかし、ミラーレスの出現でその時代は終わった。カメラは光学があるから海外は追いつけないというのは理由にもならない。現に多くの日本メーカが海外でレンズも生産している。

 もっと考えられるのは、ボディ互換メーカが出てくる可能性すらある。一眼レフはレンズ互換メーカが居て、各社用のレンズを安く供給していた。中には本家本元より良いレンズを作っているところすらある。この逆で、ミラーレスはもはや精密機械ではなくなった。本体はもうエレクトロニクスのみと言っても良い。そうなると、システムの開発能力の差が出てくる。レンズは安いものからツァイスに代表されるような高級なものまでいくらでもある。それさえ外部調達すればなんとでもなる。

 私は、日本的な考え方ではカメラもテレビと同じ運命をたどると考えている。まあ、ニッチな一眼レフ(日経エレクトロニクスでは、一眼レフはニッチに領域になると言っている)だけは残るだろうが、その結果どうなるかは火を見るより明らかである。下手をすると、国産ミラーレスもニッチな領域に追い込まれるかもしれない。

 追いついてくるものを意識する暇があったら、来るべき時代の製品を考えていた方が良い。カメラは、ある意味では現時点でどこかが抜きんでているということはない。ミラーレスと言えども、一眼レフからミラーを外したレベルである。本当にこれから市場をリードして行くのであれば、今のミラーレスの延長では生き残れない。もっとユーザの使い勝手を追求する必要があるし、デザイン性もなんとかしてほしい。物づくりさえしっかりしておれば売れるという時代では無くなった。アイデアと対顧客において妥協を排した製品でなければ生きては行けない。これは欲しいと思わせる何かが必要になる。そこに最初に手を伸ばすのはどこのメーカであろうか。

金曜日, 2月 10, 2012

CP+



 昨日、CP+に行ってきました。

 最初に感じたのは入場者の持っているカメラでミラーレスが増えたことです。もちろん一眼レフは多いのですが、予想以上にミラーレスを持っている人が増えたことです。直前に、オリンパス、ペンタックスの新ミラーレスが発表されたということもあって、ニコンの一眼レフ新製品とともに人だかりがしてました。逆に気になったのがキャノンです。一眼レフは1DXが10月に発表されただけで、ミラーレスは相変わらずダンマリを決め込んでいます。ちょっと最近のキャノンはおかしい感じがします。だから社長が変わったのでしょうか。

 昨日の新聞でも、ミラーレスが一眼レフの販売台数を超えたという報道もありました。ミラーレス化はもう止まりようが無いという状況です。気のせいでしょうか、一眼レフがやたら大きく見えてしまいます。ミラーレスのコンパクトさはやはり魅力です。

 全体的に、まだカメラは活況という印象です。日本メーカがシェアを持っている数少ない産業の一つということになります。せめてカメラぐらいはお家芸として残して欲しいものです。

月曜日, 1月 30, 2012

ミラーレスの行方


 キャノンを除いてミラーレスがほぼ出そろってきたわけですが、業界の方向性は2つの流れに分かれてきました。ひとつは、一眼レフに代わる高画質という方向、もうひとつは、一眼レフとは一線を画しレンズ交換式のコンパクトという方向です。これは、各社の従来の製品戦略と非常に強い関係があって興味深いことです。一眼レフに力を入れてきたメーカは、後者の戦略を取っているいるようです。当然かもしれません。一方で、一眼レフを持たないメーカあるいは一眼レフを持っていてもシェアー的に劣勢に立たされているメーカは前者の戦略を採っています。ミラーレスで一気に逆転を狙おうという姿勢です。

 この流れで行くと、キャノンは後者の戦略を採ると考えられます。後者の戦略は、コンパクトカメラの利益率の低さということも背景にありそうです。スマホに市場を奪われているという現実もあると思われます。当然、レンズ交換式にすれば価格は上がりますから利益に貢献することになります。しかも、レンズ単独でのビジネスチャンスも広がるということになります。また、海外勢力の参入障壁も高くなります。

 ただ、どちらの戦略も市場の声が入ってないのが気になります。そして未だに斬新なカメラは出てきてないとも思います。ただ、ミラーレスの存在が大きくなってきていることは間違いない事実です。

月曜日, 1月 16, 2012

コダック上場廃止か


 少し前のニュースですがコダックが危なくなっているようです。

 コダックと言えば、コダクロームが頭に浮かびます。一眼を買って、最初に買ったフィルムがコダクロームでした。コダクロームを使っているということが、喜びであり誇らしくもあったのです。今でもその時に撮ったフィルムが残っていますが、30年以上経っても殆ど色あせしてません。ポールサイモンの歌にも出たきたこのフィルムは、まさに一世を風靡したフィルムであったと言っていいでしょう。

 フィルムだけではなく、プリントも好きでした。同僚からカメラ店でわざわざ東洋現像所に依頼するということを教えてもらって、いつもそうしていました。そんかことが頭の中をよぎって行きます。

 それが無くなってくなってしまうとしたら、実に寂しいことです。

 デジタル化の波に乗り遅れたということでしょう。スチル写真も殆どがデジタル化し、ムービーもデジタル化されてしまったので、フィルムだけではどうしようもないという状況です。デジカメも売ってはいましたが、とても本腰を入れて開発していたとは思えませんでした。

 成功は失敗の序章だったのです。

 フィルムがどこかに移管されるのかどうかわかりませんがフィルム派にとってはますます選択肢がなくなることになりそうです。いくらなんでも、フィルムをこれ以上継続生産するというのは無理があると思います。写真ではない世界で、フィルムの技術を展開できればまだ生き残る余地はあるように思います。ブランドも残るのかもしれません。しかし、それはもはやあのコダックではないでしょう。それは仕方のないことです。人と同じで、企業だって永遠に続くものではないと思います。いつかは終焉の時が訪れるのでしょう。それはまた新しいものを作りだす素になるのですから。

木曜日, 1月 12, 2012

ニコン D4


 ニコンのフラグシップ機、D4が発表されました。キャノンの1DXのブログでも書きましたが、フラグシップ機というものの扱い方が少し変わってきたのではないかと感じます。プロ用のカメラ、それも特に報道向けのカメラという様相を帯びてきました。画素数を上げるのではなく、かといって携帯カメラ以下の画素では流石にフラグシップとは言えませんからそこそこの画素数(報道写真では、画素数はそれほど必要とされないのでしょう)、スピード重視(連写性能はスポーツ報道には重要)、画質重視という姿勢です。

 このあたりの方向性は、プロの写真家(報道写真家を除く)とも違うような気がします。

 全体的にみると、D3S(1200万画素、感度12800)→D3X(2450万画素、感度1600)→D4(1620万画素、感度12800)という変遷は、意地悪な見方をすると、迷いがそのまま表れているという感じがしないでもありません。

 最初にも書いたように、フラグシップがけん引していく時代ではなくなったということなのでしょう。一眼については、プロ写真家・ハイアマチュア向け、報道写真家向け、中級アマチュア向け、初級向けというような目的・ニーズに応じたカメラの分類が必要になってきているということでしょう。同時に、いよいよ一眼デジカメの開発も大きな壁にぶつかってきたのではないかと感じます。過去の範疇では、ミラーレスへの置き換えが確実に進行しつつあります。それとは別に基本コンセプトの全く違うカメラが出現する予兆かもしれません。パラダイムの変革が起き始めているのでしょう。

水曜日, 1月 11, 2012

フジフィルムのミラーレス X-Pro1


 フジフィルムがミラーレスをアメリカのCESで発表しました。

http://www.fujifilm.com/products/digital_cameras/x/fujifilm_x_pro1/

 スペックを見て、まさにミラーレス一眼のメリットを生かしたカメラと言えると思います。そしてとにかく画質にこだわり抜いていることが強く感じられます。特に、レンズを非常に明るいもので揃えていることです。ミラーレスだからこそ出来ることですが、やっと本格的なミラーレスが出てきたと実感しました。

 いままでどちらかと言うと失礼な言い方かもしれませんがミラーレスは女性や初心者向けのカメラというイメージが強かったし、いくつかのメーカは明らかにそちらの方向に走っています。ミラーレスだからコンパクトに出来て、女性でも持ち運びが簡単だ、だから女性がとっつきやすいものにしようという発想だと思います。この路線には、画質優先というコンセプトはありません。そういう意味では私個人としては非常に不満でした。

 その中でソニーはどちらかと言うと高画素化で画質優先派であったと思います。そこに新たに参入したフジフィルムは高画素化というよりも写真の技術を生かした画質優先のカメラを作ってくれたと言えると思います。何しろ発表したレンズのF値が1.4、2.0、2.4と非常に明るいレンズをそろえてきたということが驚きでした。ミラーレスだからこそ出来るわけで、考えようによっては、一眼レフでネックであったミラーを外したことを最大限に生かしたカメラであると言えるでしょう。しかも、センサーを工夫しローパスフィルター(解像度低下要因)を外してしまったというのですから、画質に対する拘りが強く感じられるのです。フジフィルムではフルサイズの一眼を超える画質だと言っているそうですから、相当自信をもっていそうです。フジフィルムのXシリーズは本当に頷けるものばかりです。

 ミラーレスは、明確に2つの方向に分かれたと言っていいでしょう。おそらく、この方針は、各社簡単には変更できないと思います。なぜなら、方針の変更はマウントの変更になるからです。今まで一眼レフが受け入れられてきたのは、このマウンドを大きく変えなかったからです。

 最後に残ったキャノンがどちらの道を選択するのか、非常に楽しみです。

月曜日, 1月 09, 2012

この時期のかっこう


  1月3日の写真です。鎌倉八幡宮です。この時期にアルバイトの警備員さんがこの赤いトングコートの恰好をします。本当は、気付かれないように撮ろうと思っていたら、気付かれてしまい、おまけにポーズまで取ってくれましたので、こうなるとシャッターを切らざるを得なくなって仕方なくカシャッとやったわけです。だから、こんな超ベタな写真になってしまいました。女性の警備員も居て、赤いベレー帽をかぶっていました。初めて初詣に行った時は、一瞬右翼の街宣かと疑ってドキッとしたのですが、このように結構やさしいお兄さんが多く、愛想の良い警備員さんたちです。


日曜日, 12月 11, 2011

六義園・・・の前のアンパンマン


 六義園に行ったのですが、正門の反対側にアンパンマンの銅像がありました。

   銅像になると、なんだかアンパンマンらしくないです。鼻の色も青銅ですから、なんか違和感があります。銅像になって違和感が無いのは、柴又の寅さんの銅像ぐらいでしょう。あれは、みんな横に立ってピースサインで写真を撮ります。やっぱり銅像が似合う似合わないの差でしょうか。


木曜日, 11月 24, 2011

カメラの形2


 最近、40年程前に買ったレンズをデジタル一眼レフに取りつけてみました。マウントが基本的に共通ですから、オートの撮影をしないのであれば問題なく使えます。昔のレンズですから、AFはついていませんし、単焦点のレンズです。(昔は、ズームよりも単焦点が主体でした。)

 取りつけて、先ず感じたのはカメラとしてのバランスの良さです。ボディとレンズの大きさのバランスが良いのです。この差は何と言っても最近のレンズが大きくなっていることです。その一番の原因はAF機構が入っていることでしょう。他にも、ブレ防止がレンズ側に入っている場合は、余計に太くなくる可能性があると思います。

 カメラのボディは昔に較べればコンパクトになってきておりますので、余計にバランスが悪くなっているのだと思います。これは、ミラーレスにもそのまま影響が出てしまっています。ミラーレスでは、ミラーが無い分更にボディが小さくなっていますが、レンズはAF機構が入って太くなっていますので、単焦点の広角、いわゆるパンケーキレンズ以外のものでは非常にバランスの悪い形になっています。カメラを首からぶら下げると、レンズが下を向いてしまうことになります。よく報道カメラマンが望遠付の一眼レフを2台位首からぶら下げて写真を撮っていますが、だいたいレンズは下向きになってしまいます。そんな恰好になってしまいます。その方が邪魔しないということにもなりますが。

 オートフォーカスは確かに便利ですが、マニュアルフォーカスのレンズもあっても良いように思います。フォーカスが合っているか合っていないかというインジケータでも付けてくれれば、それで良いと思います。その分、レンズを多く持ち歩けるというメリットもあります。

水曜日, 11月 09, 2011

庚申塔

 横浜戸塚区の舞岡公園の近くで、偶然庚申塔を見つけた。庚申塔を見つけたというより、見つけた時はなんだか分からなかった。何やら怖そうな人物が子供の髪を左手でつかんでぶら下げているのが彫られている。右手には剣のようなものを持っている。ただならぬ形相の石碑が気になって帰って調べてみたら、庚申塔であることが分かった。


 調べたところでは、庚申塔とは60年ことに巡ってくる庚申(こうしん・かのえ猿)の年に建てたのもらしく、青面金剛(しょうめんこんごう)が彫られている。6本の手があるとされるが、3本程度は分るがその他は消えてしまっている。青面金剛は疫病をはやらせたそうで、つまりこの庚申塔は疫病がはやらないことを願って建てたのだろう。右手1本目は剣を持っている。左手1本目は子供の髪の毛をつかんでぶら下げている。 右には『寛政七(乙)卯九月吉日』となっている。1795年に建てたことになる。左側には『上講中九人』とある。講の仲間九人で建てたということか。正面下には庚申ということで三猿が見える。舞岡公園は、いわゆる谷戸を生かした公園。つまり江戸時代の谷戸で耕作していた農民たちが疫病を恐れて建てたものなのだろうか。舞岡公園は、横浜の少し南部に位置する公園であるが、周りは殆どが住宅街となっている。横浜の真ん中にこのようなものが残っているというのが驚きでした。

月曜日, 10月 24, 2011

カメラの形


 以前からカメラの形に疑問を持っています。フィルムカメラであった時の形が未だに多くのカメラに継承されているのですが、どう考えても最適な形とは思えないのです。カメラにも、大判のカメラ、中版のカメラ、二眼レフ、一眼、コンパクト、それにビデオカメラといろいろあります。それぞれ必然性があったのですが、今の一眼(レフ)デジカメ、コン(パクト)デジの必然性というのはよくわかりません。

 私は個人的には円筒形(直筒形)のカメラが欲しいと思っています。筒の前がレンズ、後がファインダーかモニター(モニターはビデオカメラのようになっていても良い)、というのが自然なのではないかと思います。

特に、コンパクトカメラではどう考えても今の形は持ちにくいのです。私は結構実用的な用途でコンデジを使いますが、片手で撮って、片手は別の用途に使います。その際、片手でコンデジを持ってシャッタを切るには非常に使いづらい形です。

 以前紹介したライトロ(撮った後で自由にフォーカスが変えられるカメラを開発http://photosepia.blogspot.com/2011/06/lytro.html)がいよいよカメラの発売するよう(2012年に発売)ですがhttp://www.wired.com/gadgetlab/2011/10/lytro-camera/
円筒ではないのですが、同じような考え方です。そろそろカメラの形を変えても良いのでは。

土曜日, 10月 22, 2011

畠山直哉展


 東京写真美術館(http://syabi.com/)で畠山直哉展が開催されていたので、見て参りました。ほんとにすばらしい作品ばかりで圧倒されてしまいました。なにがすごいかというと、被写体の捉え方とその表現力もすごいのですが、私が一番感心してしまったのは、大きな画面で遠近感もあり、なおかつどこにも焦点がきっちり合っているということからくる迫力です。

 やはり写真はレンズがしっかりしていて、焦点がきっちり合っているというのが先ず必要なのだと強く感じた次第です。大きく引き伸ばしても細かいところまできっちり焦点が合っているということが、離れてみても人を引き付ける力を持っているのだということなのではないかと感じています。遠く離れて見るのであれば、細かい部分で多少ボケていても関係ないというのは理屈では分かりますが、そういう写真は遠く離れてみてもなにか迫力に欠けるものあります。この差をどう表現して良いのか判りませんが、やはり高精細で写真を撮るというのは非常に重要なのだと実感しました。

水曜日, 10月 19, 2011

Canon 1DX


 久しぶりにキャノンからフルサイズ一眼レフの発表がありました。 今回の仕様を見ると、画素競争に走ることなく、カメラの基本性能を重視するという姿勢が見えてきます。特に、ISO感度を51200まで高めたというのが注目に値します。これだけ感度が高くなれば、ストロボを使わなくても良い機会が増え、写す選択肢が増やせます。

 1Dシリーズはプロ用を意識したカメラですから、実際にカメラを使う側の要望を取り入れた選択だと思います。この考え方は一般のカメラにも広めて欲しいと思います。

 ISO感度というのは明確な規定はなく、増幅率さえ上げてしまえば高い値を仕様にすることは出来てしまうのですが、カメラメーカの良心が現れる場所でもあります。実際にはノイズだらけであっても感度が高いと謳っているカメラもあります。ですからこの51200という値は使える感度であれば素晴らしい値です。

 感度を左右するのは第一にセンサーですが、基本的にどのメーカであってもセンサーの原理的な部分は変わりませんので、あとは光の取込効率を上げたり、一つの画素をどこまで大きくできるかというところでしか差別化できなかったわけです。しかし、最近は画像処理エンジンの性能が飛躍的に向上し、ノイズを大幅に低減することが出来るようになってきました。つまり、カメラは画像処理能力の競争の時代になってきたということだと思います。

 一方で、今後カメラは何をターゲットにして行くのかというのが問題です。一般用のカメラはまだいろいろな方向性があると思いますが、フラグシップ機というのはどこに向かうのでしょうか? 大きな変革が必要な時期に来ているような気がします。今後の動向を見守りたいと思います。

木曜日, 10月 06, 2011

ジョブズ


 アップルのスティーブ・ジョブズが亡くなりました。とてつもない才能を持った人だったということは、いろいろなところで指摘されていますが、なによりもコンセプトやデザインに徹底的にこだわり抜いて妥協を許さなかったという点でこの人の右に出る人は居なかったと思います。エンジニアでありながら、デザインにもひいでた才能を発揮していたという点では珍しい人物であったと思います。

 新しい製品のコンセプトという点ではこれほど注目された人物は居なかったし、今後も同じような人が出てくるとはとても思えません。

 巨星が落ちたとはこういうことでしょう。

火曜日, 10月 04, 2011

コダックのジレンマ


 写真フィルムの老舗であるコダックが非常に厳しい状況に置かれている。フィルム写真の時代は、コダックを使うことにあこがれがあった。わけもわからずコダクロームを買い、写真を写し、スライドを覗いて喜んでいた。そのコダックが倒産の危機にあるという。(もちろんコダックは否定している。)

 しかし、フィルムの時代は終わった。映画でさえデジタルの時代になってしまった。コダックもデジカメには手を出してはいるが、日本のカメラメーカには太刀打ちできるはずがない。デジタル化の波に飲み込まれてしまったのである。フィルムメーカでもう一方の雄であるフジフィルムは、フィルムという技術を別の形で展開することで生き延びている。工業用のフィルム製品や、フィルムで培った技術を使った化粧品などでうまくフィルムから脱却したと言ってよいのであろう。

 残念ながら、コダックはフィルムの横展開が出来なかった。写真フィルムの素晴らしさだけを訴え続けている間に世間が変わってしまった。どんな工業製品でも同じようなことがおきる。どんな事業でも陳腐化は起きる。成功は失敗の始まりなのだ。もっと正確には、成功にしがみつくことが失敗の始まりなのだろう。

木曜日, 9月 29, 2011

イングリッシュガーデン



 我が家の庭と言いたいところですが、横浜の観光名所ということになっている平沼橋近くのイングリッシュガーデンです。そもそも横浜にイングリッシュガーデンがあること自体知らなかったのですが横浜市の観光ガイドに載っていました。とは言っても、市の施設ではありません。入場料800円と少々高めです。花がたくさんあればよかったのですが、台風の後で、殆ど散ってしまっていました。そのせいかどうかわかりませんが、見物客もまばらでした。2000坪の広さですから、手入れは大変だと思います。やっていけるのかどうか心配になってしまいますが、余計なお世話かも。



木曜日, 9月 22, 2011

ニコン ミラーレス一眼発表

 昨日、ニコンがうわさになっていたミラーレス(ニコンはミラーレスという表現を敢えて避けているようです)を発表いたしました。私にとってはとても意外な性能のカメラでした。センサーがAPS-Cの半分のサイズ(面積で言えば1/4)です。画素数が1010万。そして、ISO感度は100-3200となっております。

 ターゲットを所謂『カメラ女子』に設定しているのでしょう。そのため、価格を徹底的に抑えることを優先したのかもしれません。価格はオープンになっていますがダブルズームで8.8万という値段が一部でついていますから安いという印象はありません。小型化という点ではペンタックスQには及びません。

 もうひとつ考えられるのは、一眼レフとの社内競合を避けたということが考えられます。裏を返せば、一眼レフは残ると考えているということになります。

 私のような少し絵に拘りがある者にとっては、ちょっと意外な内容でした。しかし、先日のペンタックスQにもあるように、レンズ交換さえできればよいというものなのかもしれません。ミラーレスは、ソニーの高画質・高性能という方向と、軽量小型化+ファッション性という2つの方向にはっきり分かれてきたということです。どちらが中心になるのか、注目して参りたいと思います。

土曜日, 9月 10, 2011

コスモス


 浜離宮恩賜公園のコスモスです。圧倒的な数のコスモスの群生です。

コスモスというと、淡いピンクや深紅の花が頭に浮かびますが、ここはオレンジ色
のコスモスが沢山咲いていました。

金曜日, 9月 09, 2011

ニコンのミラーレス参入


 今日の新聞にニコンもミラーレスに参入することが書いてありました。年内に出るようです。ニコン発表ではありませんが、否定もしておりませんので、確実性は高いと思います。8月にミラーレスが一眼デジカメの中の40%を超えたというニュースが以前にありました。スマートフォンによってコンパクトカメラの価格が大幅に低下し、利益が出せなくなっています。このような背景で、これ以上放置しておけないという判断なのでしょう。ニコンが参入すれば、間違いなくキャノンも参入するはずです。

 私は一眼レフはいずれミラーレスに置き換わるだろうと思っていますが、それが徐々に近づいてきているようです。おそらく、ニコン、キャノンはAPS-Cサイズ以上のセンサーを使用するはずです。そうなると、まず影響を受けるのがAPS-Cサイズの一眼レフです。一眼レフとミラーレスで差が付けられるかということです。ミラーレスは当然のこととして新しいマウントになりますから、過去の交換レンズの遺産は引き継げません(現実には、レンズはデジカメに適合した設計を行うようですので、遺産はあるようで無いものなのかもしれません)。一眼レフメーカがミラーレス参入を遅らせてきたのは、この点も一つの要因ではないかと思います。ボディはセンサーと画像処理エンジンで性能が決まります。つまり、センサーが同じであれば、一眼レフの優位性は殆どないということになります。

 次に予想されるのが、フルサイズの一眼の消滅です。デジタル一眼リストのブログでも示しましたが、フルサイズの一眼の開発周期が長くなっています。また、性能がAPS-Cサイズの一眼と逆転している部分もあります。各社フラグシップ機と銘打っていますが、フラグシップ機にはなっていないのです。フラグシップ機のセンサーは半導体としては、非常識な程バカでかいのです。APS-Cサイズのセンサーと比較しても2倍以上の大きさです。このセンサーを開発し続けるのは容易なことではありません。しかも、致命的なことに生産数が少ないのです。半導体を量産する上で致命的なのは数がそろわないことです。一方、APS-Cサイズのセンサーはミラーレスの増加でますます増える方向になります。量産効果ではますます差が開くことになります。フィルム式のカメラの場合は、ボディだけ作ればよかったのですが、デジカメはそうはいきません。つまり、フルサイズはカメラメーカにとっては非常に重い負担になってくるということです。以上のような理由で、フルサイズの一眼レフはいずれ消滅する運命にあると思っています。

 デジタル一眼は、大きな転換期を迎えようとしています。これからのカメラは、従来にない斬新な機能やコンセプトが問われることになると思います。

火曜日, 9月 06, 2011

カメラの無線LAN対応

 東芝が無線LAN機能のついたSDカードを発表しました。同等のもので有名なのがEye-Fiのカードです。選択肢が増えたということは、可能性として標準的に使える可能性が出てきたということです。なによりも、現有のカメラが無線LAN対応できるというところが嬉しいことです。ただ、本体に入れた状態で無線が上手く通信できるのかが不安です。

 9月1日にはパナソニックが無線LAN対応のデジカメを発表しました。本体に無線LANが搭載されれば、安いSDカードが使えるわけですからメリットがあります。本体に入れることで、無線の品質もある程度確保することが可能だと思います。無線LANのスピードが有線並みに高速になってきたため、カメラに無線LANが搭載されるのが今後の標準になって行くものと思います。(フォトセピア 間 潤治)

月曜日, 9月 05, 2011

デジタル一眼リスト

 デジタル一眼の最新機種のリストを作ってみました。今後、新機種が発表される度に更新して行くつもりでおります(こちら)。リストは、ボディとしての基本性能のみをリストアップしました。写真を写す機械としての本来の性能を明確にしたかったためです。一眼とは言えレンズの性能は含まれておりません。ボディの基本性能、即ち感度、センサーサイズ、画素数の比較となります。センサーの種類も入れてあります。

 リストアップしてみてわかったことは、フルサイズのデジタル一眼の新製品が少ないことです。基本性能ではAPS-Cの方が上回ってしまっていることがよくわかります。レンズの性能が十分にあれば、APS-Cサイズで十分ということになるのでしょう。唯一、ボケ味のみの差ということになるかと思います。
 フルサイズは各社フラグシップ機と称してますが、性能的にはフラグシップ機になってないということです。デジタル特有の現象と言ってよいと思います。

 もうひとつ大きな違いは、感度が良くなってきていることです。おそらく画像処理エンジンの性能向上に負うところが多いと思います。一眼ではセンサーとして裏面照射CMOSと謳っているところが見当たりませんでしたが(見落としているかもしれません)、コンパクトでは主流になっております。今後更に感度が向上する可能性があるのかもしれません。(フォトセピア 間 潤治)

木曜日, 9月 01, 2011

写真保存サイトと写真のキャプション


 写真データを無料で保存してもらえるサイトが徐々に増えています。東日本大震災で写真を無くした方が多く、その影響もあるのでしょう。今までは、自分でPCに保存し、バックアップをDVDなどで保存するということしかできなかったのですが、外部に保存できると非常に助かります。外部に保存できれば、写真のデータの共有もできますので、親戚とかグループの中で自由に見ることができるわけです。もちろん、公開することも可能になります。

 こうなると、メインは外部に、バックアップとして自宅にというスタイルになるのではないでしょうか。

 写真のデータ化とかデジタル写真がここまで進んできて、一つ不便なことがあります。それは写真のためのキャプション機能が充実していないことです。現状でも写真にコメントを入れることは出来ないわけではありませんが、ユーザインターフェースが不十分であるということと、表示、互換性も含めてアプリケーションが充実していないことです。カメラ業界もこのあたりの標準化にはあまり熱心ではないようです。こういうケースでは、だいたい海外での動きがないと国内はまとまらないというのが従来の動きです。こんなところにも外圧頼みということなのでしょうか。(フォトセピア 間 潤治)

火曜日, 8月 30, 2011

高倍率コンパクト


 コンパクトカメラはいずれスマートフォンに置き換わるだろうということを以前書きましたが、コンパクトの中で唯一高倍率ズームのコンパクトだけは残ると思います。さすがにスマートフォンで何十倍もズームを変えられるものは作られないでしょう。

 高倍率のコンパクトは以前からありますが、最近はズーム比率がどんどん高くなってきています。これは、そういうニーズがあることはもちろんですが、光学技術の進歩によるところが大きいのでしょう。最初のころは倍率さえあればよいという製品も結構あったのですが、最近は性能もきっちり確保した上での高倍率ズームを搭載したカメラが多くなりました。35ミリ換算で1000ミリ近い望遠を実現しているのですから驚きです。友人がコンパクトで撮った月の写真です。

photo by murano

 従来のコンパクトカメラもズーム比率がどんどん高くなってきています。昔は3倍程度のズーム比率のコンパクトが多かったのですが、最近は10倍以上は当たり前です。これは、スマートフォンとの差別化でそうせざるを得ないという面が大きいのではないかと思います。

木曜日, 8月 25, 2011

ソニーのミラーレス


 ソニーがNEX-7を発表しました。2430万画素のボディです。いよいよ一眼は2000万画素時代に突入したということでしょう。と同時に、明るい単焦点レンズが2本発表されております。NEXシリーズは、いままでレンズの選択肢があまりにも少なかったので、どこまで本気かちょっと疑わしい感じがしていたのですが、マクロレンズも含めて新しく4本発表されましたので、ようやく一眼カメラの体をなしてきたという感じがします。レンズ交換の選択肢がなければ一眼のメリットはありませんから。これから9月にかけて各社の発表が続くと思いますが、どういうものが出てくるのか非常に楽しみです。(フォトセピア 間)

金曜日, 8月 19, 2011

デジカメの状況

 ミラーレスがあまり売れてないそうです。コンパクトもスマートフォンに押され、価格が低下する一方で、利益が出なくなっています。以前にもここで書きましたが
カメラは一眼とスマートフォンに分極化するということでしょう。問題は、ミラーレスです。個人的にはカメラはミラーレスにシフトしていくと思っておりますが、現在の動向はそうではありません。これは、ミラーレスの戦略が間違っているためだと思います。このことは、以前にも書きました。
どうも、いままでミラーレスを発売してきたメーカは、ミラーレスを女性、初心者向けと考えているようです。軽くしてコンパクトにすることに主眼を置いているのです。

しかし、一眼を使いたい人は写真に拘りがある人だと言うということを忘れているのではないでしょうか?そして、価格はコンパクト(平均1.7万)よりはるかに高く(平均5万)、一眼レフ(平均7.3万)より少し安い程度です。これではインパクトがありません。(価格は日経新聞2011.8.19より)

 カメラメーカは、一眼しか残らないことを考えないと生き残りは出来ないと思います。
(フォトセピア 間)

日曜日, 8月 14, 2011

トランスファージェット


 近距離無線通信のトレンスファージェットを国際規格化する動きがあるようです。トランスファージェットはソニーが開発した無線通信技術で、スイカのようにそばにかざすだけで画像などが自動的に転送される技術です。

 確かに、デジカメで撮った後の画像の転送は本当に面倒なものです。usbケーブルを用意(これも機種によってさまざまなケーブルがある)、中にはアダプターまで必要なものまである。やっとのことで接続して、そのあとは、どこに格納するかを決めて、フォルダー名を決めて・・・とにかく面倒です。

 これが、パソコンの近くにかざすだけで画像が転送されたら、どんなに便利でしょうか。Wifi(無線LAN)などが組み込まれたカメラがあれば、それで転送することも出来ますのでどちらでもよいのですが、とにかくカメラの無線化だけは標準的に対応してほしいものです。

 因みにトランスファージェットの利点は、近距離しか届かないことだそうで、余計なセキュリティなどが要らないということですが、なんとなくちょっとこじつけのような気も・・・。

http://www.sony.jp/transferjet/





月曜日, 8月 08, 2011

睡蓮

 睡蓮の季節です。紫色や青い睡蓮も涼しそうで好きですが、赤い睡蓮も魅力的です。いつまで見ていても飽きない花です。一年のうち、この季節だけで、栄養が足りないのか一輪咲けばよい方ですから、名残惜しさもあるのでしょうか。

木曜日, 8月 04, 2011

きょう一日

 テレビにニュースで、被災者が「五年、10年の先を見て生きろと言われても、そんな見通しは立てられない。でも、明日だったら目標を立てられる」とつぶやいていたのがとても印象的でした。期を同じくして日経新聞に五木寛之氏が、「きょう一日、きょう一日」で暮らしていけばよいということを言っておられました。

 その二つの言葉には、ビジョンとか展望などという歯の浮くような、そして大半が絵空事に終わってしまうようなことを発言する人に対する醒めた目と、そんなものに振り回されず決然と生きる意志のようなものを感じました。所詮、人間と言えどもこの世に生れた一つの生命にすぎません。全ての生命は、今を生きることが全てなのだとつくづく感じた次第です。

日曜日, 7月 31, 2011

二足歩行

 まだ二歳にも満たない子供の二足歩行です。

 お釈迦様ではありませんので、生れた途端に歩くなんてことは考えられないことですが、1年か2年の内には大体歩き始めるのですから、驚異です。ロボットの歩行よりよほど上手に歩きます。これが、殆ど全ての人間に出来てしまうのです。ロボットを作っている人がどうじだんだ踏んでも真似できっこない高等技能です。そう考えると、人間の技術なんてたかが知れてます。

 大体、今の最先端に技術にしたって、まだ100年も経ってない技術ですから。それに較べたら、生物は数十億年の歳月を経て獲得してきた能力です。おごれるものは久しからず。

土曜日, 7月 30, 2011

3Dの幻想

 猫も杓子も3Dに飛びついていましたが、少しほとぼりが冷めてきたようです。3Dのテレビがそれほど売れてません。NINTENDO 3DSも失速してしまい、早くも大幅な値下げに追い込まれています。3Dカメラというものも販売されておりますが、あまりぱっとしません。

 これには2つ理由が挙げられています。一つは、不便で見にくいこと(メガネが必要であったり、見るポイントが限定される)、もうひとつはコンテンツが貧弱であることです。
 しかし私はもうひとつ理由があると思います。あまり指摘されてないのですが、現状の3Dというのは、本当の3Dにはなってないことです。本当の3Dは今現在このブログを読んで頂いている方々の置かれている環境です。大半の方が両方の眼で回りの景色をご覧になっていると思いますが、それだけが3D効果を生んでいるわけではないのです。試しにご自分の頭を動かして見てください。前景と背景の位置関係が変わります。ビルの正面からビルを見ると側面は見られませんが、体を動かせば側面が見られます。これも3Dにとっては重要なファクターなのです。

 しかし、現在の3D映像は、頭を動かしても状況は変わりません。それは固定したカメラ2台で映像を記録しているからです。

 つまり似非3Dであるわけです。人間の3D感覚というのは2眼視だけで成り立っているのではないのです。

 技術というのは、作り手の勝手な思い込みで突っ走ってしまうことが結構多いのですが、その典型的な現れではないかと思います。

 そしてもっと大事なことは、消費者がそれほど3Dであることに執着してないということではないかと思います。

木曜日, 7月 28, 2011

不健全なビジネス

 スマートフォンの値段が200ドル位にすぐ下がるそうです。将来は50ドルにもなるとのこと。確かに、今は4万円とか5万円ですから、いくらなんでも高すぎでしょと言いたくなります。買う段になると、0円というのもあるようですからわけがわかりません。携帯電話の値段、特に日本においてはデタラメです。販売業者と通信業者が一緒だからこういうことがおきてくるのでしょう。4万も5万もするものがタダなわけありません。つまり、そのあとでじっくりと通信料を絞りとられるということになるわけです。結果的には高い値段を払わされているということになるのでしょう。

 どこで買おうが、カードさえ差し込めば使えるというのが海外のスタイルですから、端末と通信業者を別々に選択できるというのは羨ましく思えます。端末は端末で競争し、通信業者も通信業者間で競争する。双方が伸びて行くことになるのです。不健全な市場では不健全な商品しか育たないと思います。余計な機能がいっぱいついた日本の端末が海外で売れないのは、そういうことだと思います。

 ガラパゴスは相変わらず生き延びているということでしょう。

日曜日, 7月 17, 2011

カメラのパラダイムシフト

 先日、スマートフォンのカメラがコンパクト並みになってきたと書きましたが、昨日の新聞にスマートフォンがコンパクトの市場を奪っているという記事がありました。似たような機能のものをいくつも持ちたくないというは理解できます。どちらを持つかと言われたら、スマートフォンを選択するに決まっています。


 コンパクトデジカメには先が見えてきたということでしょう。これがどういうことに繋がるかというと、カメラ業界の再編ということになるかと思います。そして、残るのは一眼カメラとなるわけです。もちろん、コンパクトデジカメ陣営も黙って見ているわけではないでしょうから、何か手を打って、この流れが変わる可能性も十分にありますが、その可能性は少ないと私は思います。

 一方、一眼はスマートフォン的な機能が入ってくると思います。現在、一眼でWiFiが入っているものはまだないと思いますが、データ入力機である以上、無線のインターフェースが入ってくるのは間違いないと思います。

 カメラにとってはまさにパラダイムのシフトが来たということでしょうか。

土曜日, 7月 16, 2011

神武寺というお寺

 神武寺という駅があります。隣の駅ですから、良く知っていたわけですが、駅名ということしか頭になかったのですが、お寺という字が付く駅というものおかしなもので、当たり前ですが、神武寺というお寺が近くにあるわけです。近くとは言っても、歩いて40分程度の山道です。

 石の苔が美しく、印象的でした。最近は、ゼニゴケが多いというか、ゼニゴケの侵略で、こういう表面にうっすらと生えたビロードにような苔はあまり見なくなってしまいました。鎌倉時代に創設されたとは言え、鎌倉からも距離があり、孤立したお寺ですし、山道を登ってたどり着く古刹ですので、観光客は殆ど来ません。ハイキングを兼ねた人位でしょうか。(医王山神武寺)

土曜日, 7月 09, 2011

スマートフォンカメラと一眼

 アメリカで写真共有サイトのフリッカーに載せる写真でiPhone4が1位になったそうです。2位がニコンのD90、3位がcanon EOS5DMarkⅡとなっています。写真枚数ではなく、写真をアップロードする回数での統計です。写真枚数ではD90が1位、iPhone4が2位。また、コンパクトデジカメの平均価格が1.05万、一眼は05年に7万程度であったものが4万程度に下がっている。つまり、携帯によってコパクトの存在が脅かされているということになります。そしてその価格低下が一眼にも及んでいるということなのかもしれません。(一眼の価格低下は、ミラーレスの影響もあると思われます。)


 かなり前にコンパクトは携帯に置き換わるかもしれないと書きましたが、その可能性が高くなってきたようです。その一番の理由は、iPhone4に見られるように、画質を改善していることだと思います。つまり、画素数競争ではなく、画質にこだわっていることではないでしょうか。他の携帯メーカは、カメラが付いていることが重要で、画質よりも画素数で勝負しているようです。一方iPhone4ではレンズを明るくしたり(一般のコンパクトデジカメのF数よりも小さいF2.4)、デジカメで最近多く採用されている裏面照射型のCMOSセンサーを使っていることなど、目立たないのですが、明らかに画質の改善に向かっています。ズーム機能が付いたらコンパクトの領域と完全に重なってしまいます。(デジタルズームで我慢すれば殆ど差は無くなっているかもしれません)。携帯にカメラを入れることにより、撮った画像を瞬時にワイヤレスで転送したり、アップロードすることができるのですから、考えようによってはコンパクトデジカメよりも有利ともいえます。しかもスマートフォンはパソコンのようなものですから、画像の加工でも有利です。

 カメラは、両極端に分離していくかもしれません。スマートフォンカメラと一眼という方向です。すでにフリッカーの投稿状況がそれを物語っています。そして、アップルはすでに世界最大のデジカメメーカになっていたのかもしれません。

木曜日, 7月 07, 2011

APSフィルムの生産中止

 フジフィルムがAPSフィルムの生産販売を終了するそうです。1996年から生産していたのですから、わずか15年で終了するということになったわけです。

 APSサイズのフィルムというのは、なぜこの時期に発売されたのでしょう。フィルム方式の写真の延命策だったと思います。デジタルカメラとして最初に発表されたのがソニーのマビカでした。これは当時では画期的でしたが、結果的には一般には受け入れられませんでした。フロッピーディスクを使用していたこともあったのですが、早すぎたということもあったと思います。しかし、デジタル化への大きな一石を投じたことは間違いありません。

 衝撃的であったのは、1995年に発売されたカシオのQV-10というデジカメです。これが現在のデジカメの原型ともいえます。なにが衝撃的であったかというと、液晶画面を搭載したことです。今では当たり前になっていますが、これがデジカメの使い方を切り開いたという意味で画期的だったのです。撮った直後に確認できるというのが非常に大きなメリットだったのです。QV-10は、良く売れたのですが、10万画素にも満たない画像ですから、粗い画像であったのは言うまでもありません。一番喜んだのはビジネスの現場だったと思います。いままで、レポートなどに写真を入れるとしたら、簡単にできるのはポラロイド位でした。しかし、ポラロイドは電子化ではありませんので、それを一旦スキャナーに読取って文書に入れるという方法しかなかったと思います。それが、QV-10の出現で、即座に文書に写真を貼り付けることができるようになったのです。文書に貼り付ける写真であれば、10万画素以下でも十分でした。これで文書に写真を組み込むことが圧倒的に楽になったのです。

 では、なぜこの状況で翌年にAPSが発売されたのでしょう。それはフィルムメーカの危機感と、カメラメーカのデジタル化への時間かせぎだったと推測します。QV-10はデジカメでしたが、画質はフィルムとは比べようのないものでした。カメラメーカとしては画質を優先せざるを得なかったのだと思います。その間に少しでもフィルムを延命し、そのフィルムに対応できるカメラを提供することでデジタルへの繋ぎにしようという試みだったのではないでしょうか。

 結果的には、APSカメラは殆ど浸透しませんでした。結果論ですが、動機が不純であったということでしょう。そこをユーザに見透かされたともいえます。APSという名前がAPS-Cというデジタル一眼用センサーの標準サイズとして生き残ったというのは皮肉なものです。

月曜日, 7月 04, 2011

キャノンの一眼レフ増産とミラーレス参入

 台湾でキャノンが一眼レフの増産に踏み切る。一眼レフは金額ベースで68%にもなっている。台数で23%。ここから言えることはコンパクト1台に対し、一眼1台は売上で7倍強ということになる。当然利益も大きい。従って、当面ミラーレスに本格参入する可能性は低いのだろう。もし、他社の製品と大して差が無いミラーレスを出したら、多くのユーザはがっかりしてしまう。そうなると、キャノンあるいはニコンが発売するミラーレスはとんでもないミラーレスであることが条件になる。そういうことを期待したいし、否が応でもそうなってしまう。

土曜日, 7月 02, 2011

ペンタックス

 ペンタックスがリコーに買収されれるそうです。Hoyaに買収され、リコーに買収されるという厳しい環境にさらされているわけです。買収したリコーもカメラでは非常にシェアの少ないメーカですから、まだ業界の再編はこれからでしょう。

 カメラ業界の状況は、①ミラーレス一眼の登場で一眼レフの技術があることが価値として小さくなっていると思います。②高級カメラの代名詞である一眼レフは、メーカの数も多すぎます。③また、コンパクトも含めてメーカの数が多いのも気になります。④半分くらいはカメラ事業として赤字です。⑤日本では売られてませんが、サムソンはシェアーとして非常に大きくなってきており、意欲的に製品を投入しています。

 これだけ見ても、再編はまだまだ続くと予想されます。一眼レフも将来は、カメラ店のケース内にしか置かれないないようなマニア向けのみが残るのではないでしょうか。

水曜日, 6月 29, 2011

ビデオカメラ

 ビデオカメラ(カムコーダー)の市場が随分縮小してしまっています。全世界で1308万台でデジカメの1割程度です。90%近くが日本メーカ製品。最近はYouTubeなどにアップするための簡便なビデオカメラにおされているようです。特にアメリカでは1.6万円程度のものが売れ筋だそうで、日本の1/3です。携帯、スマートフォンの影響もあるようです。JVCケンウッドが普及品から撤退するというのもうなずけます。動画そのものは投稿サイトなどで以前よりはるかに多くの人が使っているのですが、メーカが市場を見ていなかったこと、新たな市場を作り出せなかったというのが衰退の理由だと思います。

 その中で、ソニーが事業的にも黒字を出しているという点に注目しました。生産の上流から下流までを社内で扱っているということと、デジタルカメラとの部品の共通化を行っているということだそうです。これが本来のソニーの生産の姿だと思います。(製品開発は別として)

火曜日, 6月 28, 2011

LYTROカメラ

 とんでもないカメラが出現しました。アメリカのベンチャーLYTROが作ったライト・フィールド・カメラと呼ばれているもの。先ずは下のリンクでご覧いただきたい。写した後で好きなところに焦点が合わせられるカメラです。

http://www.lytro.com/picture_gallery

 原理はまだよくわからないのですが、カメラに入ってくる全ての光情報を別々に捉えて画像に変換するものだそうです。今までのカメラは、光の入ってくる方向は限定的に制限したりすることは出来たのですが、フィルムやセンサーに入った状態では、どの方向から飛んできた光かという情報は捨ててしまっていました。それをセンサーで別々に捉えてフォーカス情報として取り出すという考えのようです。

 多分、いろいろと制約がありそうです。サンプル画像で見る限り画像が粗いとうい印象がありますが、デジカメが最初に出てきたころの画質程度にはなっているようです。焦点方向の分解能もまだ低いようです。

 それにしても、こういうアイデアが出てくるというのはさすがにアメリカです。3Dカメラよりも、面白さがあります。まさにイノベーションとはこういうことかもしれません。今後が楽しみです。

土曜日, 6月 25, 2011

ペンタックス Q

 ペンタックスQが発表されました。ペンタックスとしては初めてのデジタルミラーレス一眼になります。驚いたのは、センサーがコンパクトカメラと同じサイズのものを使っているということです。早い話が、レンズ交換可能なコンパクトカメラということになります。

 一眼の一番の特徴は、レンズ交換できること、大きなセンサーで画質を優先することと、ボケ味を出すことです。従って、この特徴の大半を真っ向から否定したカメラということになります。ボケに関しては、ボケコントリールという機能でボケを出すそうです。

 レンズもおもちゃレンズを搭載できるようになっていて、美しい画像を楽しむというよりは、画像のバリエーションを楽しむというコンセプトのようです。

 私は、一眼レフを超えるようなミラーレスを期待しているのですが、私の期待するカメラとは正反対のものです。私の期待が無理なんでしょうか。大手2社が相変わらず静観しているのが気になります。

火曜日, 6月 21, 2011

アメリカの中の日本文化

 新聞ネタですが、アメリカの議会図書館6階(通称DECK6)には110万点の日本関連の蔵書があるそうです。昔、日本人司書の坂西志保さんという方と当時の大使の斎藤博之さんという方の尽力で集められたそうです。今では宝の山だそうです。これに限ったことではないのですが、日本の美術品などが大量に海外に集められています。ボストン美術館などの浮世絵も有名です。

 この集める文化というのは一体どこからくるのでしょうか。日本にはアメリカやイギリスの文化を蒐集している場所があるという話は殆ど聞きません。アメリカやイギリスはそういうことに熱心です。日本にも個人レベルでそういうことをやっておられる方はいらっしゃいますが、国とか県というレベルでは非常に少ないと思います。自国のものですらろくに集めてませんから。

 日本人がどうのこうのという話はヘドが出るほど聞かされてますからどうでもよいのですが、文化というものに対する思い入れというようなものが彼我の違いなのでしょうか。そういえば、私自身も自分の文化に対しては無頓着極まりないのです。せめて写真くらいは大切にしたいと思います。

日曜日, 5月 22, 2011

ホキ美術館

 写実画専門の美術館、ホキ美術館(写真)の超写実絵画を見てまいりました。お客様より、ホキ美術館の存在を教えて頂いたのが始まりですが、その少し前にも別のお客様から出展作品の写真のデータ化のお話があり、偶然の重なりで気になっていたので、少し遠い場所(千葉市土気)でしたが行ってまいりました。

 超写実という世界があるというもの実は知らなくて、先日NHKで放送されていた超写実の野田弘志画伯の特集を見て、そういう領域があるのを知った次第です。

 超写実ですから、まるで写真です。写真よりリアルかもしれません。写真よりリアルという表現はおかしな表現かもしれませんが、写真は被写体をストレートに機械を介して写し込むのに対し、超写実は、画家の感じた現実が入っている分違いがあるのでしょうか?

 私はどうも不純は性格のせいか、女性をモデルにした絵には多分横に写真が並んでいたとしたらその写真よりももっと艶かしいものを感じてしまうと思いました。

 ただ、正直言って、こういう絵を描くという衝動は理解できないのです。写真という手段があり、最近は写真も写真家によってはデータを加工する場合もあるので、その差が何なのかという疑問が解けないのです。

 ただ、間違いなく言えることは、その精緻な仕事から発せられる圧倒的な迫力だけは感じることができます。それは、写したのではなく、描いたのだという事実によって伝わってくるものですが、ちょっと作家の方には失礼な表現かもしれません。

 この美術館、建物が非常にユニークです。写真の部分も展示室になっているのですが、下に支えがないのです。内部は、細い廊下のような感じのギャラリーが何本も走っているのです。このギャラリー、結構見やすいのです。普通は四角い部屋の周りに絵が貼ってあって、結構ウロウロするのですが、この廊下のようなギャラリーは、歩いていくと両側に絵があり、まっすぐ進んで行けばよいのですから、見落としてしまうこともなく、楽に見られます。ただ、完全な一筆書きにはなって無かった部分があったのが少し残念です。戻ってくる人が絵の前を通りますので、ちょっと鬱陶しいのです。でも、絵を見るためだけの建物ということで、本当に100%そのことだけを考えて作ったという意味では大拍手です。

木曜日, 4月 07, 2011

理研のカメラ?

 今日の新聞の理研がES細胞から網膜の組織を生成したというニュースはすごいことですね。マウスの眼の水晶体とかレンズの部分を除いて眼の形になっているものが出来てしまうのですから驚きです。もちろん、まだ眼球の代わりに使えるというものではないようで、出来た細胞の一部を切り取って移植するということらしいのですが、複雑な組織を作ったということがすごいことです。特に、神経組織で現実の網膜組織と同じ構造のものを作ったというのが、単なる臓器の細胞を作ったというレベルと大きく異なっていることです。カメラでいえば、センサーの部分を培養してしまったということですから信じられないことです。震災関連のつらいニュースばかりの中で久しぶりに明るいニュースで、励まされます。

水曜日, 3月 16, 2011

思いでが無くなってしまった

 今もテレビで延々と東北関東大震災のニュースが流れています。今回、震災で被災された方には本当に何と申し上げてよいのか、心が痛みます。昨日、テレビにニュースで一人の老人が『子供も孫も無くしてしまった。写真一枚残ってない。思いでが無くなってしまった』と涙を流しておられるのを目にし、もし傍に居たらなんと声をかけて良いのか本当に悲しい思いをしました。家族、家、家財・・・全てを無くした方にとってせめて写真一枚でもあればとは思うですが、ガレキの山と化した被災地の中でそれを探すことなど出来るはずがありません。

 とにかく、一日も早い復興を祈るばかりです。

月曜日, 3月 07, 2011

呼び覚まし

 古い写真には、昔の姿が裏に隠れています。色あせてしまった写真にもかすかな痕跡は残っているものです。中には、痕跡も殆ど残ってないような写真もありますが、9割以上は残っています。

 そのかすかな痕跡を頼りに写真の復元を行うのですが、それが本当に正しいかどうかは別として、蘇った色というのは、忘れかけていた記憶を呼び覚ましてくれるものです。古い写真をそのまま見ているのも勿論それはそれで良いのですが、色が復元できた時は、『そうそう、こういう色だったんだよ!』という、上手く言えませんが後出しじゃんけん的な言葉が口をついて出てきます。

 つまり、もし復元しなかったら思い出すことはなかった色に巡り合えるということです。失われた記憶を取り戻すことができるのです。

 着ていた服の色、カバンの色・・・今はもう手元にないものの色は、実は写真と一緒に記憶になかで色あせていたのです。

木曜日, 2月 24, 2011

携帯カメラ

  今日の日経新聞に、高機能カメラ付き携帯の特集が載っておりました。携帯にカメラが搭載されてから、画素数などで随分進化してきたのですが、その勢いは停滞気味という感じがしております。携帯になんでも入れてしまおうという風潮の中でカメラ機能もその一つであったわけですが、いわゆるコンパクトカメラとしての機能という意味ではそれほど主流にななりませんでした。

 私は、コンパクトカメラは携帯に置き換わってしまうと思っていたのですが(http://photosepia.blogspot.com/2008/02/aflan.html)、間違いでした。私自身、携帯とカメラを両方もつというのが煩わしいと思っていて、光学ズームなどのついたカメラ付き携帯が発売されたらいまの携帯を変えても良いと思っていたのですが、価格が高いということもあるのですが、コンパクトカメラとしても中途半端な存在になってしまっていたように感じるのです。

 一方、携帯はスマートフォンへの流れが止まりません。ご存知のようにiphoneに代表されるスメートフォンはパッドタイプが主流であり、薄さが勝負です。高機能カメラ機能を搭載する方向ではないわけです。

 携帯のカメラの使い方と、コンパクトカメラの使い方というのは重なる部分はもちろんあるのですが、重ならない部分の方が多いのでしょう。携帯は、情報端末という位置づけがますます高まってきているわけです。実用性と嗜好性の違いというものが意外と大きなものであったと気付かされた次第です。

 かく申す私自身、いまだにカメラ機能さえない消えゆく第二世代携帯を使っております。

日曜日, 2月 20, 2011

色の認定

 最近見た新聞記事で、DIC(旧大日本インキ化学)が色の再現能力の認定を行うというニュースがありました。

 写真のデータ化を行っていると、色に対しては非常に気を使います。入力時の色ずれ、調整時の色ずれ、お客様がご覧になる環境に依存した色ずれという3段階の色ずれ可能性があるからです。更に、データを再プリントされる場合には、プリント時の色ずれも発生するはずです。三番目以降は我々にとっては手の及ばない範囲ですが、それでも対策はあります。但し、お客様にそこまで要求するのは現実的ではないと思います。

 一番目と二番目は我々が解決すべき問題です。1番目はスキャナーの色ずれです。スキャナーの色ずれは、かなりあります。メーカによっても違いますし、同じメーカでも機種によって異なります。極端には、一台一台でも微妙にずれがあります。一度メーカに問い合わせたことがあるのですが、『その程度の色ずれは、弊社の規格範囲内です』と言われておしまいでした。これが規格内なら、規格は無いに等しいというのが私の感覚ですが、致し方ないことです。従って、その色ずれは自分たちで補正するということにしております。

 二番目はモニターの色ずれです。モニターを見ながら色の補正を行いますから、モニターの特性が入ってしまうわけです。従って、現在はキャリブレーション機能のついたモニターを使っております。

 こういう作業をしなければならないというのは、手間も問題ですが、本当に合っているかという問題が常に付きまといます。なぜかというと、色には絶対的な評価基準がないからです。

 写真の場合を例にとりますと、晴れた日の窓から入ってくる太陽光で見る写真と、室内の蛍光灯の光で見る写真では明らかに色味が違うからです。

 ですから、いろいろな条件を考えると、本当に正しい色とは何かというのが分からなくなってしまうのです。

 もし、使っている装置が、規格をパスしたものであれば、この規格に準拠した装置を使っていますということで全てが解決してしまうのですが、そういう認証システムが無かったので今は色に関しては野放しと言ってもよいかもしれません。先ほどのスキャナーメーカーの対応を見ていても実にいい加減であるということがよくわかります。

 今回、そういう認証システムができるというのは有り難い話なのですが、気になるのは一メーカの認証ということです。日本は、なぜか公的認証という方向に動かないのかが不思議です。ヨーロッパであれば、なからず公的認証という方向になります。そして、そういうビジネスが生まれてくるのですが、日本ではいつも規格が私的なものからスタートしてしまい、複数の規格が併存してしまうのです。多分、競合するメーカはそのメーカの認定を出したりするんでしょうね。まあ、日本的と言えば日本的です。ヨーロッパの動き方もなにかもっとスケールの大きな下ごころのようなものを感じてしまいますから。

金曜日, 2月 11, 2011

CP+

 昨日、CP+というカメラの展示会に行って参りました。私が感じた今回の目玉商品はフジフィルムのX100です。クラシックな外観、35mm単焦点レンズ搭載(固定)で なによりもAPS-Cサイズのセンサーを採用していることです。ファインダーは光学とEVF(電子ビューファインダー)の両方が使えるようになっています。会場ではファインダーを覗きたいという人が長蛇の列で、残念ながら私は諦めましたが、会場に展示されていたパネルの写真の写りはさすがに素晴らしいものでした。ミラーレスのデジタル一眼と言って良いのですが、新しいカメラのあり方を提案した良い商品だと思います。APS-Cサイズのセンサーを使ったことでボケ味も一眼に匹敵する感触です。

 今回は、他社はそれほど斬新なものを出していませんでしたので、余計に目立ったということかもしれません。デジタル一眼がどちらかというと、女性向けとか、初心者をターゲットとして開発されてきたというのが私の不満でもあったのですが、それを払しょくしてくれるような製品です。

火曜日, 11月 23, 2010

カモメとかっぱえびせん

 観光遊覧船というものに乗ってみました。チケット売り場で、カモメのエサ(¥50) とありましたのでの、小魚でも出てくるのかと思ったら、キップ売り場の小さな窓からぬっと差し出されたのが『かっぱえびせん』でした。それも、そこいらで売っているカルビーのえびせんです。

 いよいよ出航となり、船が動き始めるとどこからともなく一羽、また一羽とカモメが集まってくる。で、船員の方がおもむろにかっぱえびせんを3等分ぐらいにして空中に放り投げます。そうすると、もうカモメがわれ先にとそのえびせんに向かって集まってくるわけです。観光船の船尾は、カモメが乱舞してもう大変です。そうやってしばらく慣れさせると、今度はかっぱえびせんを1個惜しげもなく手に持って高く掲げます。そうすると、カモメがそれを手から取りに来るというわけです。その時の写真が下の写真です(正確には、カモメにエサを取られたあと)。

 ところで、船員さんが言うには、カモメのエサは全国共通でかっぱえびせんだそうです。かっぱえびせんの需要がこういうところにあったとは知りませんでした。

 そして、私がこの遊覧船の観光で見たのはカモメだけでした。カモメだけでも商売になるような気がするんですけどね

金曜日, 11月 19, 2010

ピクトグラム

 接骨医の窓に下のような絵が貼り付けてありました。これも一種のピクトグラムなのでしょう。ピクトグラムというと非常口などの表示でよく見かけるものです。言葉よりイメージで直感的に判るようにしたイラストです。

 絵にすると妙にリアルです。骨折なんて、むちゃくちゃ痛そうです。これ見て入ってくる人いるんでしょうか? 居たとしたら、相当肝のすわった骨折患者です。


















月曜日, 10月 11, 2010

ゴッホ展

 ゴッホ展に行って参りました。私の最も好きな画家です。27歳で画家になることを決意。37歳で自らその命を絶ってしまう。生涯売れた絵はたったの一枚。これだけでもドラマチックな生涯であることが十分に伝わってきます。その間ひたすら自分の求める絵を描き続けていたというのですから、余計にその作品に思い入れが入ってしまいます。

 なんと言っても、その色使いの素晴らしさには何度みても感心してしまいます。普通では考えられないような色を使いこなしているのです。普通、同系の色を使うというのが絵を落ち着かせるには効果的なのですが、ゴッホの作品には補色(例えば青と黄色)を使ったものが結構あります。補色どころか、原色を全て配置したような絵もあるのです。それでいて、散漫にならないのですから実に不思議です。また、現実にはあり得ないような色を入れてそれでいてさもその色があったかの如く見せてしまったりするのですから本当に不思議です。

 ゴッホの例を見ても、人の評価というのは如何にあてにならないかということが良くわかります。ゴッホのような芸術家、あるいは芸術家ではなくても評価されない作家や詩人あるいは写真家はまだたくさんこの世の中に埋もれているのでしょう。もちろん、芸術とは関係のない市井の中にもそういう人はいっぱいいるのでしょう。もともと、人が人を評価するということ自体がおかしなことです。

土曜日, 10月 02, 2010

ドガ

 ドガ展(横浜美術館)に行ってまいりました。印象派と言われていますが、初期の作品には古典的な描き方も残っています。この時期の印象派の一つの大きな特徴ともいえます。それよりも、私が驚いたのは、明らかに写真の画角と思われる作品があったことです。『メニル=ユベールの屋敷のビリヤード室』と題する絵です。その絵の説明には書かれていませんでしたが、明らかに広角レンズでとらえた写真を見て描いたとしか思えない作品でした。丁度、ドガが活躍した頃は、写真が世の中に現れた時代です。ドガは、実際に写真を多くのこしており、また、写真を見て絵を描いています。

 もうひとつ驚いたのは、その写真の構図です。写真を撮る常識からは、全く外れた構図を採用している点です。普通、人物を撮る時に、人物が左を向いていたら、左の空間を大きく取ります。右の空間は狭く設定します。こうすることで、見ている人に、人物が見ている何かを想像させることができるのです。それが何であるかということは問題ではありませんが、そこに何かがあるということが分かるので、ある意味で安心して見ることができるのだと思います。ところが、ドガの撮った写真は、これと全く反対の構図なのです。そして、人物の後ろ側は必ずと言っていいほど暗い空間が設定されているのです。だから、人物の左の明るい空間とのコントラストが見事なのです。これには、本当に驚いてしまいます。絵の中にも、同じような構図のものがありましたので、きっとドガのお気に入りの構図だったと思います。

 そして、私が一番すばらしいと思ったのは、あの有名なバレーを描いた『エトワール』です。実物は、全く違った印象でした。いままで良く印刷物で見かける絵でしたが、実物の印象は衝撃的でした。しばし、その前から動けませんでした。言葉では語りつくせないものです。ドガを語るのであれば、この作品ひとつで十分ではないかとさえ思えてしまいます。この絵は、初めて日本に来たそうです。ぜひ、見に行ってください。

月曜日, 9月 13, 2010

ラジオ塔

 灯篭のようなものですが、『ラジオ塔』だそうです。手前の説明文には、『このラジオ塔はラジオの聴取契約者が百万人を超えた記念に日本放送協会が昭和七年に全国の著名な公園や広場に建てる計画が進められ昭和七年度から昭和八年度中に41か所が完成してその中に野毛山公園も選ばれ建塔されたものです』とありました。正式名称:公衆用聴取施設と書いてあります。どうも、昔はここからラジオが聞こえたようです。ラジオ体操もこれを使っていたのでしょうか?

水曜日, 9月 08, 2010

灼熱地獄のオアシス

 35℃の地獄が続いている。横浜美術館の前にある木陰、ベンチには人が結構座っています。



35℃にも関わらず、屋外でひと時を楽しんでいるのです。木陰ゆえ、周りの比べると涼しいのです。ほんのちょっとの木があるだけで、人を引き寄せるなにかがあるのです。その近くでは同じ人類が、コンクリートと鉄の塊の建物を作り続け(下の写真)、エアコンで人工的な環境を作り、そしてその排熱はさらに自然を地獄への追いやっているのです。


もう、いい加減にしませんか?と言いたくなります。

土曜日, 7月 17, 2010

マン・レイ展

 昨日、マン・レイ展をみてまいりました。マン・レイという人、写真家と呼ばれるよりも、画家で評価されたいとずっと思っていたそうです。ですから、展示物も写真よりも、ドローイングなとの方が多いように思いました。写真も、自分の作品を記録するという目的で撮っていたようです。


 最終的には、画家としての評価も得られたようですが、私は写真の方が気に入っています。とくに、芸術家を中心としたいろいろな人のポートレイトはとても印象的です。当時、1920年代で人物を正面から撮らないようなポートレイトを撮る人はあまりいなかったのではないでしょうか。

 画家としてのマン・レイは写真の中に絵画を取り入れたのではないでしょうか。感心したのは、光を本当に上手く使っていることです。被写体の人物の特徴を一番よく引き出しているといってもよいのかもしれません。画家としては、ダダイズムやシュールレアリズムに傾倒していたようですが、ポートレイトはそれとはまったく無縁といってよいほどのものであり、シュールとは対極にあるような写真だと思います。芸術作品というより、ビジネスとして考えていたのかもしれません。

 逆に、絵画の方はあまり印象に残ってないのです。もともとの絵を描く才能は、若いころの素描などをみるとすごいものがあると感じましたが、その後は抽象画が多く、私はあまり引きつけるものを感じることはありませんでした。私は絵を見るときは、最初に色使いを見てしまいますので、多種多様な色を使ったマン・レイの作品に魅力を感じなかったのかも知れません。

 もっと多くの写真を見たかったのですが、そう感じさせること自体がマン・レイの生涯を表現しているようにも思いました。

日曜日, 6月 27, 2010

デジタル一眼

 一眼というと一眼レフとほとんど自動的に口に出てしまいますが、レフのない一眼が注目されています。レフ、つまり反射がない一眼です。一眼レフは、レンズから入ってきた像をファインダーに導くための反射光学系が入ってますが、これが無いタイプです。


 メリットは、その分小さくできること、ミラーをバタバタ動かさなくてもよいので、電子化が一層進み、コストも抑えられること、ミラーを入れるという制約がなくなり、レンズの設計に自由度が増えその分よりよいレンズが作れることなどです。一方、光学ファインダーがないので、液晶画面をみて写すということになり、コンパクトカメラのような持ち方、写し方になるわけで、手ぶれを起こしやすいということにもなります。電子的なファインダーを付ければ、従来の一眼レフと同じように扱えますが、電子的なファインダーと光学的なファインダーでは厳密な意味では完全に同じであるとは言えないと思います。撮影者としては、生の像を見て、その雰囲気をいかにデジタル画像に残すかということに拘りたいのですが、電子ビューファインダーではすでに加工されてしまった像を見ることになり、印象が変わってしまうような気がします。レンズに関しては、従来の一眼レフレンズとの互換性がなくなるという点もメーカによってはデメリットであり、逆にメリットになるメーカもあると思います。

 そういった違いを頭に描いて先日S社のものを見てきました。ターゲットは、どのあたりなのかがちょっと私にはわかりませんでしたが、コンパクトさだけは飛びぬけていました。中型のデジカメ(高性能コンパクト)、一眼レフが融合したようなものです。レンズ交換のできる中型のデジカメでしょうか。

 しかし、私には何か違和感がありました。というのも、この新しい方式は考えようによってはカメラにとって非常に大きな変革であり、これを生かすのか殺すのかという考え方次第では、現状の一眼レフの市場にも大きな影響を与えるものになる方式だと思っているのですが、いままで出てきた製品にはそこまで踏み込んだインパクトというものが感じられないからです。単にコンパクトであるということしか伝わってこないのです。確かにコンパクトさは大きな魅力です。しかし、高性能コンパクトと同じでは魅力を一手に引き受けるほどの特徴にはなりません。過去、APSという規格で小型化を狙ったカメラが出たことがありましたが、フィルムではメジャーにはなりませんでした。

 私には一眼レフを凌ぐようなものを期待していました。とくに、一眼レフで後塵を拝しているメーカが出すのであれば、この方式は市場を席巻するまたとないチャンスであったはずです。レンズの互換性というものを考えなくてもよい方式だからです。もちろん、アダプタを付けて従来のレンズと互換性を保った形でのデジタル一眼を作ることも可能でしょうが、それではコンパクトさは犠牲になってしまいます。

 動画に対する考えかたもなにやら手探りのような感じがします。動画を重視していることは分りますが、動画主体でないのは明らかです。しかし、その動画を前面に押し出しているのも気になります。動画は、今回の方式とは直接関係のない機能です。このあたりにメーカの戸惑いというかいやらしさが出てしまっているような感じがします。

 もうひとつ気になるのは、レンジファインダー方式のデジカメとの関係でしょう。レンジファインダーデジカメはあまり世の中に普及しておりませんが、レンズ交換ができ、しかも、ライカレンズを搭載することができるため、光学性能は優れており、趣味性の強いカメラになっている。できれば、この領域に迫って欲しいと思っているのですが、それを低価格で実現してくれることを強く願っているのです。

 流れとしては、35ミリフルサイズの高性能一眼と動画重視というより動画主体のコンパクトさ重視、ビデオカメラとの融合のようなカメラという2つの方向に行くような気がしていますが、どうなるか楽しみです。

 現状では大手一眼レフメーカがまだ参入してませんので、この方式がどういう方向に進むのかがわかりませんが、もう少し待って様子を見たいと思います。

土曜日, 6月 05, 2010

オルセー美術館展

 昨日、オルセー美術館展に行ってまいりました。本などで見たことのある絵画の本物を見ることができ、やはり実物のもつ迫力を感じます。色合いなども印刷とはすこし違った感じがします。


 印象派以降の絵画でしたが、印象派がそれ以前の写実的な絵画に対し如何にドラスティックな変化をもたらしたかがわかりますし、その画風はいまだに続いているともいえます。私はルノワールからゴッホくらいまでの絵が気に入っています。それ以降は抽象画の世界が入ってきていますので、私にはなかなか理解できない絵が多くなってしまいます。そういえば写真の世界もだんだん抽象的なものが増えてきているようです。

 絵を見るというのは、写真を見ることと共通したものがあります。なぜかわかりませんが、見た時に瞬間的に引き込まれるものがあるのです。

 基本は、色使いと構図なのでしょう。だから、写真と絵画を区別することは私にとっては意味無いことです。そして、画家たちが本当に構図(三角構図が多いように感じました)や色合い、筆のタッチにこだわって絵をかいていたというのがよくわかります。だから、絵画を見るというのは、写真の勉強にもなります。ひとつ大きな違いは、写真はあくまでも写実の世界です。絵画はそういう意味ではもっと自由な表現が可能です。一つの絵のなかに、それぞれの物体が違った角度で描かれていたりします。そういう手法が後のピカソに代表されるキュビズムに結びついたとも言えるのでしょうか。

 写真もデジタルの時代になりましたので、自由な表現を手にいれつつあるともいえます。

木曜日, 5月 27, 2010

どうして印刷するのか

 写真はプリント(印刷)するものだと思っている人は結構多い。これはとっても不思議なことです。昔は、写真はプリントで見るしかなかったから、プリントするのが当たり前であったわけで、その習慣がついているといわれればそれまで。でも、今は、パソコンで見られるので、プリントする必要は本当はない。


  昔、インターネットというかLANが普及し、仕事にメールというツールが入ってきた時、やたらと届いたメールを印刷する人がいた。インターネットになったら、紙の文書は減って、みんな電子文書になってしまうので、紙の消費は減ると言われていたが、蓋をあけてみたら紙の消費は却って増えてしまった。それは、上に書いたように、紙で保存していたからだった。電子という媒体を信用してなかったのか、保存するなら紙と思っていたのかもしれない。

 写真にも同じようなことがあるのだろう。しかし、トータルとして、プリントする写真の枚数は増えてはいない。むしろ減ってきている。デジカメになって、写す枚数は圧倒的に増えた。従って、従来のように写したものはすべてプリントするということになると、やたらと経費がかかる。そこで、選んでプリントするようになったということかもしれない。徐々にプリントするという習慣が抜けつつあるのだろう。

土曜日, 5月 22, 2010

ベレニス・アボット

 横浜美術館のコレクションの中のベレニス・アボットの写真を見てまいりました。1930年代に撮ったニューヨークの写真でしたが、思わず息を呑む美しさです。実に細かいところまでシャープで、精緻な写真です。アングル、構図も素晴らしいのですが、私が驚いたのはやはりその精緻な美しさです。多分、いまのデジカメでは表現できないのではないかと思います。おそらく8×10の大判フィルムを使っていると思いますが、プリントは、ゼラチン・シルバー・プリントと書いてありましたので、普通のプリントということになります。それにしても、1930年代に、あれだけの解像度のレンズと、あれだけ美しい現像焼き付け技術を持っていたというのはさすがです。 やはり、写真はピントと解像だと改めて感じた次第です。


 7月にはアボットの師でもあるマン・レイの写真展が新国立美術館で開かれる予定ですので、いまから楽しみです。

水曜日, 4月 07, 2010

デジカメの海外生産

 今日の新聞に、デジカメの生産が台湾などのEMSにどんどんシフトしているという記事がありました。日本で同じような役割を担っていたのが三洋電機でした。しかしデジカメメーカである松下に吸収されたことにより、三洋電機はEMS的なビジネスができなくなってしまったわけです。これが、台湾などのEMSへの製造流出につながっているようです。

 つまり、国内のカメラメーカは企画、設計、販売ビジネスか、あるいは商社のようなビジネスになりつつあるということになります。利益率の高いデジタル一眼に生産を絞るという狙いもあるようです。

 世間で一般に言われている製造の空洞化ですが、恐らく、設計も同様に空洞化する可能性は高くなっていると思います。典型的な例が台湾パソコンのACERです。ここは、設計も含めてEMSに出しているそうです。ACER本体としては、企画営業に集中しているわけです。しかし、これは台湾の中での話ですから、それほど深刻ではありません。

 カメラの海外EMSへの生産シフトは、製造付加価値を捨てるということですから、残った付加価値は開発付加価値と営業付加価値のみになります。日本は、資源を輸入して勤勉な労働力で品質の高い商品を作って発展してきた国ですから、国の利益を生む構造そのものが変化しつつあるということになります。企画、開発、営業のみで生きていくという選択肢もあるとは思いますが、それほど創造力の豊かな人が多くなっているとは思えません。むしろ他国に比べて比率は低下してきているのが実態ではないでしょうか。

 結果的には、自国の利益の流出ですから、国内の購買意欲は低下してしまいます。自らの首を自らの手で絞めているというのが実態なのではないでしょうか。その結果として、開発付加価値も低下していくのは目に見えています。営業付加価値のみになったら、もはや産業とは呼べなくなります。先に見えているものは、海外ブランドのカメラばかりという世界なのでしょうか。

月曜日, 3月 22, 2010

クリストとジャンヌ=クロード展

 先日、クリストとジャンヌ=クロード展を見てまいりました。とてつもないことを考える芸術家です。巨大な建造物を布で覆ってしまったり、万里の長城のような長い布のフェンスを作ったり・・・と、想像を絶する芸術を見せてくれます。オブジェ(かれらはプロジェクトと呼んでいます)を作っている最中はある意味では建造物の建設現場の雰囲気であり、とても芸術を行っているという雰囲気ではありません。

 しかも驚いたことに、それらのための費用は自分たちが書いたスケッチなどを売って貯めたもので賄い、一切の公共からの援助などを仰いでないそうです。

 プロジェクトは30年位かけたものもざらで、いまだに進行中のものもあるようです。ジャンヌは既に他界してしまったため、クリスト一人で継続しているとのことです。

 私は、これを見たとき、芸術の本質を見たような気がしました。巨大なビルを布ですっぽり覆ってしまう、万里の長城のような長い布のフェンスを作ること、これらは現実の世界では全く意味のないことです。しかも、完成して2週間後には跡形もなく片づけてしまうのですから、せいぜい写真とかスケッチでしか残らないものです。つまり、残すことは目的ではないのです。彼らにとっては、それを行うこと・表現することに意味があったのだと思うのです。

 人間のこころの中に生ずる衝動が行動させているとしか言いようがありません。そのことが芸術の本質なのだと思えるのです。

月曜日, 3月 15, 2010

CP+

 CP+というカメラと写真映像のショーがあり、行って参りました。以前はカメラショー、最近はPIEという名前で展示会を行っていたのですが、PIEが分裂消滅して、代わりにCP+という展示会になったそうです。場所も今までは東京ビッグサイトでしたが、CP+は横浜パシフィコです。

 展示会の規模としては、PIEより一回り小さくなった感じです。何故かはわかりません。不景気のせいでしょうか? カメラは日本のお家芸で、現状でもまだ世界的には主流の位置を占めているのですが、それでも少し元気がないように見えたのは気のせいでしょか?

 とういよりも、カメラとして新たな機能を入れる余地がなくなってきたということかもしれません。以前もここで書きましたが、FULL HDの動画撮影ができるカメラが出現して、それが話題になっていますが、静止画のカメラという点では、これといった話題がないのです。

 ひとつあるとすれば、コンパクトであっても画質にこだわりのあるカメラが出てきていることです。コンパクトでレンズ交換ができるカメラが出てきていて、一眼レフとコンパクトの中間のようなもので、しかもコンパクトのメリットを活かしたものということでしょう。一眼のミラーレスと似たようなポジションかもしれません。ただ、これも大きな流れになるとは思えません。

 全体を見ていて感じたのは、カメラという枠に縛られているという印象です。図らずもCP+という名称になってしまったことが、そのことを端的に表しているように感じました。なによりも、創造力が欠如しているとしか感じられないのは残念なことです。私が期待しているようなものが出てくるのは当分先かもしれません。

木曜日, 3月 04, 2010

ミラーレス一眼

 先日のニュースでソニーもミラーレスの一眼に参入するという。ミラーレスはすでに国内シェアーの20%に達しているという。ミラーレスの最大のメリットはケメラの小型軽量化である。将来的に一眼はミラーレスに置き換わるのであろうか。私個人としては、ミラーレスに期待している。何しろ、小型軽量はどんな時にも助かる。その分、少しでもレンズの性能向上、センサーの性能向上に回してほしい。なにしろ、大きなミラーをバタバタ動かしているというのは、時代錯誤も甚だしい。ある意味では苦し紛れの機構であったはずだ。そんなカメラが半世紀近くも高級カメラの主流を占めていたというのもおかしな話である。

 この流れというのは時代の潮流なのだろう。主流は間違いなっくミラーレスに向かっていくと思っている。もちろん、一部の顧客のために一眼レフは残るとは思う。しかし、超高級レベルのカメラの話である。

 今は、単に一眼レフからミラーを外したに過ぎない。しかし、ミラーレスには全く新しいカメラのコンセプトが展開できる可能性を秘めている。そこに向かって突き進むのは、どこのメーカだろうか。期待で胸が膨らむ。

金曜日, 2月 12, 2010

増上寺のお地蔵さん

 先日、東京港区芝増上寺に行ってまいりました。境内にお地蔵さんが沢山並んでいたのですが、そのお顔がなんとも癒されるお顔で、それをご紹介することにしました。何十体も並んでいたのですが、基本的に同じものでした。セメントで型に入れて作っただと思うのですが、年月が経って、顔の造作が風化したせいか、表情に丸みがでてきているのです。多く並んでいたものの中に最近作られてものもあったのですが、型が違うということもあるのでしょうが、新しいものは、それほど癒されるような表情ではありませんでした。水子供養のお地蔵さんだそうです。
毛糸の帽子や頭巾をかぶせてもらって、風車がそばにお供えしてあり、供養された方の優しさが伝わってくるようです。それにしてもいい表情です。

日曜日, 2月 07, 2010

デジカメとデジタルビデオの融合

 最近発表されたコンパクトデジカメで、フルHDの動画がとれ、ズーム倍率も10倍くらいのものが出てきました。デジタルビデオカメラと遜色ない仕様になってきています。一方のデジタルビデオカメラでも静止画撮影モードは当たり前になってきています。将来的には、外観の違いだけ、持ち方の違いになってしまうのではないかとさえ思います。両方を手掛けているメーカは事業の一体化に進むのは間違いないでしょう。

 もともと、コンパクトカメラを使う人は、静止画とか動画というこだわりは無いようです。どちらも使っているようですし、うまく使い分けていると言った方がよいのかもしれません。私は、従来静止画しか撮っていなかったのですが、動画を撮りたいと思うこともしばしばです。そんな時に一台のカメラで両方の機能(もちろんある程度の性能で)があれば、と思っていました。ですから、この流れは非常にありがたいのです。

 一眼に同じような機能が必要かどうかというのは微妙です。ちょっと使い方が違うのかなという気がします。それに重いものをずっとホールドするというのもちょっとつらいです。ついでの機能としてあるのは構わないのですが、それよりも操作性・性能をよくする方に力を入れてもらいたいと思います。

日曜日, 12月 20, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その6

 6番目の理由は、写真に写っている被写体の情報の保存です。わたくしのところにある写真で、古いものは誰が写っているのかわからないものが多く存在します。どこで写したのかもわからない写真も多くあります。生前に私の両親に訊いておけばよかったのですが、後の祭りです。機会があるときに、親類などに訊いてみるのですが、なかなか解決しません。写真に写っている被写体の情報というのも貴重な財産です。昔はよく写真の裏などに手書きで書いていたものですが、そういう情報も写真と一緒に消えていく運命にあるのです。
 そういう写真の情報(誰、何処で、いつ)を保存しておくことによって、いろいろなものがわかってきます。祖先の歴史を紐解く材料になるかもしれません。アルバムに貼って、そのわきに書いておくのも一つの方法ですが、その整理は結構大変なことです。
 コンピュータのデータにすると、これらの情報の保存が簡単にできるわけです。私は、この情報の保存のために、画像のファイル名を有効に活用しています。特に、ウィンドウズの場合、ファイル名は全角で127文字まで使えます(光学メディアに書き込む場合は少なくなります)。127文字というのはちょっとした文章が書けるとうことです。但し、マックの場合は全角では15文字までですし、ウィンドウズと共用する場合は文字化けが発生する可能性があります。
 画像ファイルの形式にexif(イグジフ)という形式があります。これは、標準化された画像情報形式ですがから、デジカメなどで撮影した場合は、大体この形式で保存されます。この情報には撮影日時や、撮影条件など以外にコメントや場合によってはGPS情報なども入れられます。この情報を活用する方法もありますが、書き込みや読み取りがそれほど簡単ではありません。ユーザインターフェースとしてカメラメーカがもう少し使いやすいものを用意してくれればよいのに・・・と思っているのですが、残念ながらあまり熱心に対応していないようです。
 ですから、私はファイル名を活用するようにしております。127文字フルに使う必要はありあませんが、日付、場所、被写体情報などをなるべく短くしてファイル名にしておくことで、画像と画像以外の情報を一緒に保存することができるわけです。ファイル名のつけ方などは
こちら
にも記載しておりますので、参考にしてください。

金曜日, 12月 04, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その5

 私の持っている写真には、私の父や母が持っていた写真が多く含まれています。
 大量のアルバムと整理されてないバラ写真やフィルム。これらの過去に撮られた写真をどうすればよいのかということが気がかりでした。核家族化がすすみ、写真もどんどん分散しているのです。そして、知らない間に廃棄されてしまっているのです。写真というのは、その家族にとっての貴重な文化遺産だと思っています。場合によっては、家族だけではなく、その国にとっても重要な文化遺産でもあり得ると思います。
 単に、写真が無くなっていくということももちろん気になることではありますが、もうひとつ気になるのは、そこに写っている人の情報も消滅しつつあるということです。現に私の持っている写真のなかの人物で、それが誰なのか、どういう関係でその写真に写っているのか、あるいはなぜその人物の写真が我が家にあるのか。そこには、些細ではあっても我が家の歴史が刻み込まれていたはずです。そういう情報を父や母に聞いておけばよかったと後悔していますが、いま何もしなければもっと情報は消えていくのです。世代が変わる毎に情報が消えていくのです。
 実は、私の母が亡くなって(父はその数年前にすでに他界しておりました)から、兄の所にあった昔の写真を私の所に送ってもらったのです。そして、その写真を少しずつデータ化したのです。データ化することによって、写真はコンピュータの画像として、兄の所にも戻すことができたのです。
 普通であれば、家族の誰かの家にひきとられ、代が変わる毎に散逸し、忘れ去られてしまうと思うのです。
 データにすることによって、引き継がれていくことが可能になったのです。そして、単なる画像の情報に加えて、映っている人物や情景に関する情報も付加していくとこができるようになったのです。私は、我が家にあった写真の情報の復元(画像としての復元ではなく、情報としての復元)を手掛けています。

水曜日, 12月 02, 2009

カメラ女子

 今日のNHKニュースで、カメラをいつも持ち歩き、日常を写している女性が増えているというニュースが紹介されていました。日々感じたことを残すためだそうです。自分のブログなどに掲載するのだそうです。なぜ女子なのかというのはよくわかりませんが、アマチュアカメラマンに男性が多かったからでしょうか。ただ、日常を写しているというところが一般のアマチュアカメラマンとは違っているような気もします。

 カメラマンというと、大仰なカメラバックと三脚をかかえ、ポケットだらけのチョッキを着込んで、帽子をかぶったオッサンというイメージが定着しております。長靴履いたらカンペキなツリキチです。獲物を狙っているという意味では共通しているので、同じような格好になるのでしょうか。カメラ女子はもっとスマートな感じがしてセンスがよさそうです。女性で、ツリキチルックはいただけません。

 カメラがものを記録として写すという時代から、散文的な表現手段になってきているのでしょうか。新しい写真の息吹を感じます。

木曜日, 11月 19, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その4

 大量にある写真、それを保存しておくスペースも無視できないものでした。簡単に取り出せる場所においておくにはスペースを取りすぎるのです。かと言って、たとえば物置のような場所にしまい込んでしまったら、写真を見るのも却って大変なことになってしまうわけです。

 そこで、パソコンですべての写真を管理することを始めようと思ったわけです。最初に、自分の持っている写真を実際にパソコンに取り込んでみて、これは結構いけると思ったのです。何しろ、写真を見るのがとても簡単になったからです。パソコンがそういう用途に使えるようになったということも大きな理由です。私が最初に購入したパソコンは、アップルのMacitosh LCでした。1990年だったと思います。ハードディスクはたったの40Mバイトでした。でもその時は、「40メガもある!」と思っていたのです。当然のことながら、40メガバイトでは写真などのデータは保存できません。

 それが、20年後の今は、この数万倍の容量のディスクを持ったパソコンがあふれています。写真の管理をパソコンで行うことが現実に可能になったのです。しかも、高い画質で保存できるようになったのです。

 パソコンに保存し、必要な時に瞬時に見られ、必要な時にプリントする。そして、重くて、かさばって、埃っぽいアルバム写真とようやく決別できる時が来たのです。

月曜日, 11月 09, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その3

 私の持っている写真には、大正時代に写された写真もあります。その写真は、ひどく汚れ、セピア色に色あせ、しかも、ものによっては消えてしまいそうなほどにコントラストがなくなっている写真が多く含まれています。銀塩写真ですから、銀が析出してしまって、白っぽく光っているものも多くあります。

 写真というのは、この世に生まれてせいぜい100年程度です。一般の家庭に普及しだしたのは、それこそ大正時代以降ではないでしょうか。もちろん、当初は、写真屋さんがうつした写真が大半ですから、品質としては結構良いものが多いということはあります。しかし、その保存という意味では大げさな言い方をすれば、写真がこの世に生まれてきて、人々が初めて経験していることなのです。

 一つは、プリントそのものの保存技術。間違いなく劣化していく運命にある写真を今後どう保存するかということです。写真の保存法については、あまりこれと言った方法が確立しているわけではないのです。好ましいと思える方法は提案されておりますが、それとて本当に正しいのかわかりません。何しろ実績がないのですから。それに、提案されている方法は、普通に一般家庭で所有されている写真を保存するための方法ではありません。プロが写した高価な写真の保存方法でしかないのです。それ以上に、写真が現像された時の条件によっても左右されるようです。ついでですが、ネガならちゃんと保存できているとお考えの方が結構多いのですが、私の経験では、よほど意識して保存しておいたものでなければ、プリント以上に悲惨な状況になっています。

 その唯一の解が、データ化(デジタル化)でした。そして、劣化した写真を少しでも復元した上で保存できればと思ったのです。データとして保存することができれば、原本もそれなりによいと思われる方法で保存することができるわけです。これが、私が写真のデータ化を手掛けるようになった3番目の理由です。

日曜日, 11月 08, 2009

お金の話

 お金の話というと、儲かる話と思われるかもしれませんが、残念ながらこれを読まれる方にとっては、一銭の儲けにもならない話です。

 何かと申しますと、やっとのことでフォトセピア、略してPSの料金見積りができるようになったという話です。とりあえず、デジタル化の見積りができるようになりました。スライドショーも近日堂々公開です。
 つまらない話だとお思いでしょうが、ここに至る道のりは、結構長くて、険しい道のりでした。皆さんのお目にかかるということは無いのですが、PSの受注管理はこの1年で大きく変わっているのです。今までは、ほとんど人力に頼った管理の仕方をしていたのです。それがようやくIT化にたどりついたということです。それを実現するのに、PHPという(雑誌ではありません!)言語を使ってプログラムを使って動かしております。その一環として今回料金見積りができるようにしたというわけです。

 ネットのビジネスでは、いわゆる買い物カゴ形式の電子取引ソフトが主流です。それは、定価が決まっていて、何をいくつ買うというような物販用には十分なのですが、PSのように全てが特注のようなケースでは電子商取引に使えるソフトというのはほとんどないのです。
 ですから、皆さんの目にする部分はほんの些細な部分なのですが、隠れた部分で結構な労力をかけてシステムを作ってきたのです。

 とにかく、少しでもわかりやすく、安心して使っていただけるよう、これからもPSのホームページを改善してまいりたいと思っております。

水曜日, 11月 04, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その2

 世の中には写真をデータ化したものを結構よく見かけます。一番多いのは、テレビのニュースです。いろいろな人物の写真がニュースなどで扱われた時、写真から引用することが多いのです。しかし、その写真の品質は、どうしようもないものばかりです。ニュースに使うものですから、そんな品質にこだわる必要もないのはわかっているつもりです。

 しかし、それを仕事にするのであれば、綺麗にデータ化するのは当然です。写真をデータ化するというのは、プリントに代わるものとして残すというのが狙いです。ですから、実物の写真より汚くなるというのは、私にとっては許せないことです。写真のデータ化にはスキャナーが用いられます。しかし、スキャナーというのは、ゴミに敏感に反応するのです。人物写真の回りに夜空の満天の星のよなものがちりばめられている画像をよく見かけます。これでは、大事な写真が台無しです。

 せめて、写真と同じレベルの品質が欲しい。できれば、元の写真よりももっときれいにしたい。そういうことに気を配ってデータ化してくれるところはなかなかありません。それなら、自分でやるしかないと思ったのです。これが、二番目の動機でした。

木曜日, 10月 29, 2009

写真のデータ化を行い始めた理由その1

 写真のデータ化を行い始めて、丸4年です。古い写真をデータとして残しておきたいというのが、きっかけです。自分で、少しやってみて、パソコンの画面で初めて見たとき、単に写真を見たときとは違った印象を持ったのです。いままで、見ているようで、見てなかったものが視界に飛び込んできたのです。
 なぜだかは今でもわかりません。見方が変わっただけです。モニターの画面いっぱいに出てきた写真は、今までと写っているものは同じです。でも、30cm先にある名刺版やL版の写真と、同じく30cm先にある19インチの画面の写真とは、明らかに違うものでした。
 たとえて言えば、雑誌に載っているピカソの絵画を見ているのと、美術館で展示されているピカソの絵画を目前で見ている違いに近いものかもしれません。もちろん美術館ではホンモノを見ているわけですから、そういうことが見るスタンスに影響していることはあるかと思いますが、ホンモノということを抜きにして考えても、違いがあると思うのです。
 違いは、大きさだけなのですが、大きいからこそ、違って見えるということがあると思うのです。画家が大きなカンバスに向かって絵を描くというのも、なんとなくわかるような気がします。
 そういうことが味わえるということを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思ったのが、一つの理由でした。

月曜日, 10月 05, 2009

カメラのちょっと変わった使い方

 普通、カメラは写真を撮るものと考えます。でも、それはフィルムカメラ(ポラロイドも含む)時代の考え方ではないでしょうか。
 私は、瞬時に画像を「記録」する機械と捉えています。そういう定義を考えると、いろいろな使い方が出てきます。そして、「記録」という目的を考えてみると、残すため、記憶するため、人に情報を伝えるため、比較するため、コピーするため、データ化するためなどが考えられます。
 これだけいろいろな目的に使えるようになったのは、デジタルカメラの出現です。たとえば、コピーというのはコピーマシンの領域ですが、何も紙にコピーするだけではないわけです。残しておきたい書類などを写真に撮っておく、場合によっては、ソフトさえあればpdfファイルに変換しておくこともできます。今のデジカメは、そういうことが可能な領域に達しています。(pdfファイル変換機能付きのカメラを作れば売れるかもしれません。) もちろん、照明などは結構難しいので、多少のムラは生じますが、読めればよいという用途であれば、十分に使えます。スキャナーで取り込んでパソコンに入れておくというのが、品質良く保存する方法ですが、読めればよいのであれば、カメラで撮っておく方がはるかに短時間で処理できます。 私は、照明と資料台を備えたコピー用の台を自作してしまいました。普段使うカメラをセットするだけで、コピーが簡単にできます。
 一時的に残しておきたい情報の蓄積にも使います。電化製品などが故障した時、分解してみることがあります。このとき、分解したものの、組立ができなくなってしまうという経験をお持ちになった方も居られると思います。分解したときに、その手順をデジカメに撮っておくのです。手順を逆にたどれば、容易に組立ができるというわけです。
 カメラは出かける時とか、記念撮影をする時だけに使うという既成概念を取り払ってみると、いろんな使い方ができるものです。

日曜日, 10月 04, 2009

トイカメラ

 先日、たまたま通りかかったロフトで、トイカメラを見かけました。ずいぶんいろんな種類が出ていたのに驚いたのですが、トイカメラとは言っても、結構なお値段でした。おもしろいのは、二眼レフのトイカメラです。二眼レフといのは、一昔、いや二昔位にはやっていたカメラで、レンズが上下にふたつついているやつです。さすがにトイカメラだけあって、つくりはチャチなのですが、こういうものが売れるというのは、面白いことです。見た目はカラフルですから、レトロ回帰という雰囲気でもないわけで、使うことによる話題性を重視した商品という感じです。写真としては、性能は追及してないわけで、むしろ昔の性能の悪さをあえて強調するようなところがあります。それが、かえって面白い効果となり、一部のプロ写真家でも使っている人がいるそうです。
 二眼レフ以外にも、デジカメのトイカメラもありました。デジカメの基本的な機能はそろっているのですから、トイカメラと呼んでよいのかちょっと疑問でしたが、あえてトイカメラと称して、レンズ性能などを落として昔のカメラのような雰囲気の写真が撮れるようにしているということなのでしょう。わざと画像をゆがめたりする機能も入っているようです。つまり、ちゃんと映らないカメラということになるわけです。そういうニーズに絞った商品というのも面白い発想です。

木曜日, 6月 25, 2009

みたことのない世界・世界報道写真展

 今年も、写美(東京写真美術館)で行われている世界報道写真展に行ってきました。ニュース関連の写真と現代社会の問題を浮き彫りにした写真には、どちらかというとちょっとぎょっとするような写真が多いのですが、スポーツや自然をテーマにしたものは見ていても本当に勉強になります。
 報道写真ですから、芸術作品としての写真とはちょっと趣が違います。どちらかというと、構図などはおかまい無しという作品が多いのが特徴です。 それでも写真にオーラのようなものが感じられるのは、やっぱり絶対的なシャッターチャンスを逃してないとか、被写体に出会った瞬間の写したいという情熱とか欲望があるからなのでしょう。 感心してしまうのは、この写真いったいどうやって撮ったんだろうと思うような写真が結構あるのです。昆虫を接写で撮ったものなどは、本当にびっくりしてしまいます。普通のマクロレンズなどではないと思います。おそらく、顕微鏡レベルのもので撮っているのだと思いますが、われわれが普段目にすることのない世界が見られ、本当に自然の造形に驚かされてしまいます。
 昆虫写真と言えば、、今森光彦さんの写真が有名です。ちょうど一年前に今森さんの写真展が同じく写美で行われていたのですが、その時も本当に感心してしまいました。 そういえば、先日NHKで放送していた軍隊アリの特集では、、栗林 慧さんが超深度接写レンズを使ってアリを撮影していました。解像的には、相当苦しい感じがしましたが、きっと写真家の方はいろいろ工夫をして撮影されているのでしょう。 どちらにも共通していますが、やはり、見たことのない世界を見るというのはわくわくしますし、写真の原点でもあるのかもしれません。それは報道写真展のすべての写真についても言えることだと思います。そういう目で見ると、われわれの近くにも見たことのない世界がずいぶん沢山残っていることに気が付きます。
 写真を撮るというのは、見たことのない世界を誰か他の人に見せてあげることなのかもしれません。報道写真ではなく、芸術写真であっても、それを見てはっとするのは、やはり見たことがないからなのかもしれません。だれかのポートレートにしたところで、その人が日常的に見せている表情であれば、それほど驚くことはないのでしょう。でも、誰にも見せないような表情が撮れれば、それは写真として価値が生まれるのだと思います。
 私は、ヒトの写真を撮るときは、「ハイチーズ」という撮り方はあまり好きではありません。撮ると思わせないで、あるいはちょっとテストと言って撮ったりします。そういうときの皆が横を向いたり、笑ったりしているときの顔の方が、はるかに面白い写真になるものです。 一度、見たこともない写真を撮ってみるというスタンスで被写体を探してみるということにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

土曜日, 3月 07, 2009

お年寄りに写真を見てもらうこと

 私の近親者にパーキンソンを患っている人がいます。また、私の知人の親御さんが認知症にかかり、いろいろ苦労されているようです。私の亡くなった母もガンが脳に転移し、認知機能が失われて最後は病院のベッドの上で亡くなりました。パーキンソンと認知症が症状も原因も別ではありますが、脳の病気であり、その人の過去を奪っていくということでは、ご本人にとっても、あるいは近親者にとってもとても辛いことです。

 勿論、私はそういう方を外から見ているしかできないので、本人にとっての本当の苦しみはわからないのですが、なんとか防ぐ方法はないものかと思っています。

 特に、認知症はまだ防ぎようがある病気だと思います。いろいろ認知症にならないようにする工夫が世の中で伝わっていますが、基本的に本人の努力で解決しようということが主体になっているようです。

 そこが、認知症対策の最大の問題だと私は思っています。特に、お年寄りが認知症になるきっかけが入院などを要する病気です。まだ、本を読んだりできるレベルの病気であれば、本人の努力でなんとかなるのですが、それすらできない病気で長期入院がきっかけで認知症になってしまうこともあるそうです。

 私は、そういう時のために写真をもっと使ってほしいと思っています。勿論写真でなくても映画やテレビを見ていても刺激になるのでしょうが、個人の写真と映画では、刺激を受ける程度も、刺激の受け方も違うはずです。忘れかけていたものが蘇ってくるのが、写真にしかない刺激の受け方です。写真を見ることさえできれば、脳に対して刺激を与えることができるのです。それが医学的に効果があるかどうかは分かりません。以前、何のつても無く大学付属病院脳神経外科の先生を訪問し、お聞きしたことがあるのですが、そういうことを証明するのは難しいとのご返事でした。私のようなものが突然訪れたのですから、無理もないことで、会って頂けただけでもうれしかったのですが、『やってみて、効果が出ていそうだったら、また来なさい』ということでした。だから、私は効果があるということは一切言えませんし、おそらく効果があるということを証明すること自体無理があるのではないかと思っています。しかし、もし、そういう境遇に自分がなって、手も足も使えないという状況になったら、目を使って少しでも自分に刺激を与えてくれないだろうかと思うと思います。放っておかないでくれという悲痛なお年寄りの声が聞こえてくるようです。

月曜日, 2月 02, 2009

写真を写す時のピースサイン

 いつの時代からかわかりませんが、
写真を写す時にピースサインをする人が
やたら多くなったようです。
 最近の若い世代は、特に女性は
間違いなくピースサインをします。
写真を写すというと、
条件反射で”ピース”となります。

 で、その指使いがまた、流行があるのです。
初期ピースサインは、いわゆるV型にきれいに
カメラの方を向いていたのですが、
最近の女性のピースサインは、ちょっと横向きです。
時には手の甲がカメラの方を向いちゃってます。
 小さい子供がピースをすると、
やっと指を広げて格好をつけますが、
向きがおかしかったりします。
あのイメージです。
 『カワイイ』という言葉が
やたら使われてますから、可愛くみせる
手段にもなっているのかもしれません。
ちなみに、手の甲を相手に見せてVサインするのは
イギリスでは侮辱を意味するそうです。

 もともとは、反戦平和をアッピールする時などに
用いられていたものだったはずです。
 その前からあったようですが、
多くの人が使うようになったのは、
反戦平和的な使い方だったと記憶してます。
だからピースサインと言うんですよね。
ピース、ピースと叫びながらデモをしていたのを
よくテレビで見ました。

 どうでも良いことですが、私の学生時代の友人は、
ちょっと良いことがあると『ピース、ピース』と
言って指を広げていました。
ちょっと良いことというのは、大体パチンコで
2千円儲けたとか、そんなレベルです。ウン十年前の話です。

 そのあたりから、Vサインとピースサインが
一緒になってきたような気がします。

 それが、写真を写す時のポーズになったのは
いつごろからか分かりませんが、
すっかり定着してしまいました。
外国人でもやっている人がいますから、
世界的な傾向でしょうか。
スポーツの試合で勝って記念写真を撮っている時に
Vサインをしたのが広まったのかもしれません。

 日本人が、自分の気持ちをストレートに
出すようになった時期とも同期しているように思います。
 野球の王さんは、ホームランを打っても
ガッツポースはしませんでした。
長島さんもしませんでした。打たれたピッチャーに
失礼だからだという理由だと聞いたことがありますが、
昔は、それが常識でした。それがスマートでしたから、
見ていてしびれましたが、最近はガッツポーズをする
選手が当たり前になりました。

 写真のピースサインは他愛もないことですし
無意識にやっていることですから、とやかく言うほどの
ことでもありませんが、何となく個性がなくなって
来ているような気がしてしょうがないのです。

火曜日, 1月 20, 2009

メールマガジン

 以前、メールマガジンを発行しようとしたことがあります。準備をして、1回だけ今まで注文していただいたお客さまにお出ししたことがありました。価格の変更をご連絡する目的でした。でも、その一回のみで、そのあと、メールマガジンを発行するのを結局止めました。

 なぜかというと、自分でも閉口しているのですが、やたらと余計なメールが多いのです。
余計なメールと言っても、自分がネットショップで買ったことが元になって、そこから繰り返し送られてくる宣伝メールであったり、そういうこととは一切関係なく、送られてくる迷惑メールであったり、過去情報取得を目的としたメールマガジンの購読で購読中止を申し込んだにも関わらず、相変わらず送られてくるメールであったりするわけです。

 最近は、メールソフトとか、ウィルスチェックソフトが大体自動的にはじいてくれるからだいぶ助かりますが、それでも時々迷惑メールでないものが迷惑メール扱いされたりしますので、自動的に分別された分別ごみメールを無条件で捨てるわけにもいかず、それなにり面倒なことです。

 本来、メールというのは必要な場合に出したり、差出人が明確であるべきものだと思うのです。それが、宣伝とはいえ、やたら多くのメールを出すことが当たり前になってしまっています。そなるのは、いろいろ弊害があっても、多くのメールを送り続けることで、それなりの効果があるからでしょう。100通送って、99人が迷惑と考えても、1人がそのメールで物を買ったりすれば、送った側にとっては、大成功なのでしょう。しかし、99人が迷惑しているという事実が残ります。受け取る側にも受け取る自由があってもよいと思います。

 そういうこともあって、これ以上メールを増やすのはやめようということで、メールマガジンを止めました。ですから、フォトセピアからメールマガジンを発行することは今後はありません。ご利用いただいたお客様に対し、サービスの変更を行う場合も、メールマガジンではなく、ホームページの工夫や、ブログを通じてご連絡するようにいたします。

 ブログはrssという機能を使うと、ブログも更新されたことが簡単にわかりますので、受ける側で選択できます。メールは受ける側での選択が原則としてできませんので、メールを使って無条件にお客様に情報を送りつけるというのは、やめたということです。要は、情報を受ける自由・受けない自由を侵さないということにするということです。

 でも、受け取らない自由というのは難しいことです。たとえば、贈り物などを頂いたり、年賀状を頂いたり、お祝いの電話を頂いたりというごく日常的に行われているすべてのことに関係しています。それをすべて受けない自由があるだろうとはなかなか言えませんよね。受け側での対応は難しいということです。ですから送る側というのは、もっとよく考えないといけないと思うのです。

 宣伝とか情報発信というのは、おしつけちゃいけないのですね。そういう基本原則的な節度というものを大事にしたいと思います。

水曜日, 1月 14, 2009

家電メーカの限界

 ソニーが赤字に転落するという話、東芝も2000億円の赤字になるということ、なにか共通性があります。ソニーは今はカメラメーカー大手とも言えるわけで、コンパクトから一眼レフまでそろえているわけです。でも、やっぱりカメラひとつ取ってもソニーらしさがなくなってきました。私にとってのソニーは、なんといっても先進性とデザインです。世界最初のトランジスタラジオ、トリニトロンブラウン管というのが、先進性の象徴のようなものだっとと思っています。
 ということは、そのあとの先進性をしめすものがないということになるのかもしれません。ソニーが少し前に元気がなくなって、現在ストリンガーという人が経営を行っているわけで、立ち直ったように言われてきましたが、私はソニーは立ち直ったとは思っていませんでした。
 それは、ソニーの先進性を示すものがなかったからです。カメラも目新しさはありませんでした。従来の一眼レフの枠からはみ出していませんでしたし、なによりも、新しいデバイスがなかったのです。あっと言わせるようなデバイスを製品に組み込んだのがソニーでした。それがカメラにもなかったし、他の製品にもないのです。つまり、ただのソニーになってしまったのです。それでも、デザインだけはまだ頑張っていたと思います。しかし、それでさえも、他のメーカの後塵を拝することが多くなってきました。
 もうひとつ言えることは、カメラも家電も、作るものがなくなってきたということでしょうか。もう充分に進化していまいました。たとえば、顔認識なんていうものが最近のカメラには入ってますが、こういうものを入れざるを得ないというとこと自体が限界が来ていることを物語っています。
 だいたい、この世の中にさらにほしいものがそんなに残っているのでしょうか。便利さをどんどん追及していって、十分に便利になりました。家電メーカが曲がり角に来ているというのは間違いないことでしょう。

月曜日, 1月 12, 2009

男と女

 最近、美大生の写真講座の方に力が入っていて、日記の方は、ずいぶんご無沙汰です。こちらの方は、くだらないことが多いかもしれませんが、気楽に楽しんでください。

 それにしても、世の中明るいニュースが乏しいですね。不景気、不景気と言っていると余計に不景気になりそうです。マスコミももう少しためになることを書いてほしいですね。
 昨日、NHKで見たNHKスペシャル 男と女は面白かったですね。自分に照らし合わせて見ると、僕もこのパターンだというのが、実によく納得できてしまうのです。喧嘩をした原因が、男と女の長い歴史の中で数百万年まえから徐々に築かれてきたものだということですから、喧嘩をしたら、『これは俺のせいじゃないっ! 人類の歴史の賜物だ。』と無責任に考えるのも、ある意味では良いことなんじゃないかと思います。ただし、夫婦でお互いにそう思わないと、もっと大変なことになりそうですが・・・。

 HPの方を改造中です。改造と言っても、皆さんの目に触れるところは対して変わりません。でも、注文とかお試しとかお問合せの部分が変わります。もう少し使いやすくする予定です。写真とスライドショーの注文を分けますし、スライドショーに関してはもう少し細かい設定ができるように準備しております。そちらが終わったら、ご注文以外のページのリニューアルを予定しております。

日曜日, 2月 24, 2008

ロベール・ドアノー展

 昨日、東京銀座の杉江画廊http://www.gallerysugie.com/で行われているロベール・ドアノー展を見て参りました。とてもすばらしい作品で、こんなシャッターチャンスをどうやって見つけるのだろうと感心してしまう。ここに載せられないのが残念です。ネットでその一端が紹介されているのでぜひご覧ください。パリを背景にした写真で、パリの恋人たちですから、それだけで十分にお洒落なのですが、なんとも人間味にあふれた作品の前にこんな写真が撮れたら本当に楽しいだろうとうらやましくなってしまう。私は外出するときはなるべくカメラを持って出かける。面白いと思った場面に出会ったらシャッターを押そうと思って出かけるのです。が、大概落胆して帰ってこなければならない。多分1000回シャッターを押しても同じであろうとあきらめている。ドアノーの写真を見ていると、このタイミングしかないという写真もあるが、それ以上に人間に対する愛情というものが実によく出ている。だから私なんかにはとてもまねのできないような写真が撮れるのだと思う。まあ、不遜にも比較すること自体がはなはだ間違ってはいるが。 でもひとこと言わせていただくと、仕事柄一般の方のお写真を沢山見させてもらうが、その中に本当にすばらしい写真がときどき混ざっている。ほとんどがおそらく素人のスナップ写真である。それでも何百枚、何千枚に一枚ははっとするような写真にめぐり合える。これはおそらく偶然の技なのだろう。写真というのは、そういうところが面白い。勿論、プロはそういう写真を沢山とれるのだから、これは本当にすごいことなのだ。絵や彫刻ではそういうことは絶対に起きない。起きたらそれは偶然ではなく、天才である。でも、写真には偶然が起きる。ドアノーの写真もそれに近いものもあるように思うが、偶然を引き寄せる力を持っていると言った方が良い。そのためには数多くの経験と失敗、それにやはり撮る人の人間性が必要なのだろう。 だから私も下手な鉄砲の横好きで、そのうちすばらしい写真が撮れると信じて重いカメラを担いで街を歩き続けることにした。人間性を磨くのはちょっと置いておいて。 話は変わるが、訪問した際に画廊のご主人杉江隆氏がわざわざ今後展示する50作品の収納状態を見せていただけた。立派な木箱ではあるが、意外にぞんざいと言っては失礼だが仰々しくない格好で収納されていた。それでも作品は十分にきれいに保存されている。フィルムは既に寄贈されてしまっていて、今後新たにプリントされることはないそうである。写真の保存というのは結構難しくて、絶対に劣化して行くもの。この先どうやって保存するのだろうと心配になってしまう。多分、デジタル画像で残すことになるのであろうが、消えていくというのも写真の一つの運命なのかもしれない。 こぢんまりとした画廊ですから、作品はせいぜい10点程度。沢山見られると期待してはいけない。

木曜日, 2月 21, 2008

新世代DVD規格の決着

 新世代DVDの規格争いに決着がつきました。将来的にはどちらかを選択しなければならないかと思ってましたが、選択する必要がなくなったというのは助かります。現時点では、フォトセピアとして新世代DVDを使う必要性がないのですが、いずれ使う必要性が発生した際にはどちらかに決めるか、あるいは両方に対応する必要があるわけで、そういう意味では助かります。 DVDは兎に角いろんな規格があって困り物です。DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAMといった具合で何がなんだか分けがわかりません。どうしてこんなことになるのか本当に消費者無視です。協調性の無さ、企業間のエゴ、面子、関係者の立場、こういったものでお互いに引くに引けない状況を作り出し、結果的にそのツケは消費者に回ってくるということです。 VTRの時にあったことをまた繰り返したということです。全く反省が生かされてないわけです。そもそも、規格ということに対してあまりにも野放図になっていることが問題なのではないでしょうか。勝手に誰かが規格だと言ってしまえばよいというのが問題です。規格である以上は本来何らかの規制があってしかるべきだと私は思います。勝手に宣言できるものは規格と呼んでは行けないのです。勝手に業界団体を作ってオーソライズなんかしちゃいけないのです。あくまでも方式案とすべきです。規格にしたいのなら、業界あるいは世界全体で合意してからにして欲しいものです。規格と宣言しておいて止めるのなら、損害賠償請求されたって仕方がないはずです。民事訴訟になっても不思議じゃありません。 今回は、東芝が負けたということになるようですが、責任の半分はソニーにもあると思います。ソニーも立場が違っていたら同じことになっていたわけです。ソニーと東芝が合意できなかったというところに問題があったのです。それを業界関係者はもっと恥じるべきです。

木曜日, 2月 14, 2008

カメラの進化

 デジタルカメラはそろそろ限界に近づいてきた感があります。画素数は1000万画素。Afは当然、手ぶれ防止も当たり前。センサーのゴミ落としも浸透してきました。顔認識などを謳っていますが、必須ではなようです。無線でpcとデータをやり取りすることもできます。動画も記録でき、ます。お気づきを思うが、カメラとしての機能は既に十分すぎ理ほど備えているのです。だからといって、携帯電話のような雑多な機能を入れ込むかというと、そういうことにはならないでしょう。まあ、無線ランでインターネットにアクセスしてデータのやり取りができればちょっと便利かとは思っていたら、つい先日のニュースで、カメラに入れるSDカードが無線LANの機能をもっていて、撮った写真を自動で指定のサーバに送ってくれるというものが出たようです。まだ、日本では発売されてないようですが。まあ、携帯電話のようなものですね。携帯電話がカメラに進出したのだから、その逆もあってしかるべきでしょう。 携帯電話はガジェットとしての地位を築いてしまったから、カメラはそういう方向には行かないでしょう。むしろ携帯電話に存在を脅かされる可能性はまだあると思います。光学性能さえ良くなればコンパクトカメラと携帯は一緒になる可能性が高いと思います。その通信機能から考えれば、そちらに移行するのはごく自然なことです。カメラは一眼レフのようなものしか残らないかもしれません。 さあ、次はどんなカメラが出てくるかと思うと楽しみでもありますが、個人的にはコンパクトであってももっとカメラとしての機能を追及して欲しいと思います。もっともっと感度を高めて欲しいし、望遠レンズのようなものも入れられると面白いですね。もっと接写ができればと思うことも結構あります。 カメラはカメラですが、実は結構今までにない使い方をしているのです。だから、カメラ好きとか、写真好きという人の考えではなくて、そんな使い方があったのかというようなことをもっと調べていくと結構面白いカメラができるのかもしれませんね。

木曜日, 1月 31, 2008

気になること

 最近のニュースに関することです。日本の携帯電話の端末メーカが海外に全く進出できてないというニュースがありました。むしろどんどん撤退を余儀なくさせられているということです。理由は2つあって、日本の携帯は機能優先で値段が高いということと、端末メーカが売る相手がドコモとauとソフトバンクになっていて、量販店に売るノウハウがないということだそうです。日本の携帯電話のビジネスモデルが海外と全く異なっているという点がこの二つの理由の原因のようです。しかも、消費者に渡る時はべらぼうに安い端末価格になっているわけですから、消費者からみれば、端末が高いという印象は全く無いわけです。当然のことながら、消費者はもっと安い端末を買いたいという欲望はなくなります。その分、通信料が高くなっているということです。これに対して国は是正措置を取るよう指導しているようですが、これに対しては3通信事業者とも不熱心といわざるを得ません。かなり限られた機種でしか是正措置に対応してないからです。 これはある意味では当たり前のことですが、通信事業者は通信で利益を得ようとしますから、いかにして通信料を高くするかということに熱心にならざるを得ないのです。ところが、このモデルは日本でしか通用しないので日本の端末メーカは国際的な競争力をなくしてしまったということでしょう。要は、グローバルスタンダードから外れてしまったということです。 そうなったのは、一つは通信というものが官主導であったということじゃないかと思います。官主導というのは必然的に国際化ということとは相容れない流れになるわけです。地方の官僚は地方のことしか頭にないわけです。国の官僚は国のことしか頭にないわけですから、グローバルスタンダードというものには全く関心がなくて、国内スタンダードだけを追求してしまうことになるわけです。 そういったものがこの国には結構あふれていると感じております。電力などもそうですね。(道路)建設や農業というような領域も同じです。こういう業界で国際化した会社は聞いたことがありません。ところが国際化という波は必ず襲ってきます。企業統治に関しても、国際化の流れはM&Aですが、日本の企業の大半は買収防衛策に走っています。司法も行政もそれをバックアップしてますからこの先間違いなく国際化の波から取り残されるでしょう。 この先どうなるかというと、『鎖国』です。もうそういう状態になっていると言っても良いのかもしれません。どうも日本人には鎖国というDNAがあってそれが外敵に襲われると発現してしまうのではないかとさえ思ってしまいます。 写真なども、日本中心で動いてますが、今後国際化の波が出てきたときにどういう方向に動くのかが注目されることころです。

金曜日, 1月 25, 2008

HPは3原色

 またまた、お久しぶりです。日記と言いながら、月記になっております。せめて週記になるようがんばります。 とは言っても写真のことばかりではネタにも限界がありますので、写真以外のことも書くようにいたします。 ところで、昨年の暮れからホームページトップページが少しだけ変わった(ほとんど変わってないが、ほんのチョットだけ)ことお気づきでしょうか。そんなもん見ない!なんてことは言わないで、たまには見てやってください。3種類のサービスのボタンに色が付いたのです。ツマラン! で、どういう意味かと申しますと、たいした意味じゃないのですが、赤と緑と青、つまりRed-Green-Blueになっているのです。 ご存知のように、テレビやコンピュータのモニタはこの3原色で構成されております。虫眼鏡をお持ちの方は、いまご覧になっているパソコンのディスプレイを拡大して見てください。RGBの小さな短冊が並んでいるのがお分かりかと思います。写真のデータもこのRGBの3色で構成されています。(プリントは違います。) その3原色にちなんでRGBにしたということです。やっぱり、写真の話でした。

土曜日, 1月 05, 2008

あけましておめでというございます




 新年、あけましておめでとうございます。 今年も一年よろしくお願いいたします。 新年早々ですが、原油先物取引が100ドル以上になったとか、日経平均株価が600円以上下がったというようなニュースばかりで、波乱の幕開けです。 だからというわけではありませんが、二日に初詣に行ってまいりました。



 鎌倉の鶴岡八幡宮ですが、ご覧の通りの人込みでした。初めて気が付いたのですが、本殿入り口の上に、破魔矢があったのですね。というわけで、今年は破魔矢と木札を頂いてまいりました。破魔矢は今年の(魔の)方角が南だそうですので、南に向けて飾ってあります。 皆さんにとっても良い年になることを願って、新年の挨拶に代えさせていただきます。

木曜日, 12月 20, 2007

デジタルフォトフレーム

 デジタルフォトフレームというのが流行っているようです。 写真立てをデジタルにしたものですが、多くの写真情報をメモリーに入れておいて、順番に切り替えたり、スライドショー形式で見せてくれるものです。 写真を楽しむツールとしては、パソコンより簡単に楽しめますので、便利なツールです。それに価格も結構安くて、1万円台前半のものもありますから、比較的に購入しやすいと思います。動画を入れられるものもあるようです。 考えようによっては、今までのアルバムの写真を全部いれておけば、アルバムの代わりにもなります。データだけは、パソコンにバックアップしておけば安心です。 それにしても、この手の電化製品は本当に安くなりました。多分、ほとんど中国とか東南アジアで作っているんでしょうが、不思議なのは良く似た構成のカーナビが一向に下がらないことです。機能を削ったPNDというのがあって、これがヨーロッパなどでは良く売れるそうですが、なぜか日本では売れない。持ち運びもできるカーナビですから便利だと思うんですが・・・。どうも、日本人というのは、いろいろな機能が付いて無いと気がすまないようです。テレビなんかでも、アメリカあたりで売られている値段の方がはるかに安い。戦略的に安くしている面もあるんでしょうが、機能も結構絞り込んである(ということになっている)。 デジタルフォトフレームの話からそれてしまいましたが、これを作っているメーカはメジャーなメーカは少ないようです。PNDもそうですし、初期の携帯音楽プレイヤーもどちらかというとマイナーなメーカが中心でした。それがアップルという会社が入ってきて業界地図がガラッと変わったのですから、面白いものです。デジタルフォトフレームもそのようなことが起きるのかもしれません。

日曜日, 12月 16, 2007

乱射事件と銃刀法違反

 今日は、写真とは関係ない話です。 佐世保で、銃の乱射事件が発生しました。先日も、銃の暴発事件がありました。現在日本で約30万丁の銃が個人で所有されているそうです。闇の銃も入れれば、これよりはるかに多い数の銃が存在しているのでしょう。 私は銃を持つという趣味は持ち合わせてないので銃を所有する人の気持ちは理解できませんが、銃を個人の家に保管することをやめてみたらいかがでしょうか。銃を撃てるのは射撃場か、許可を得た狩猟のケースですから、射撃場においておくか、警察などに保管しておくということにすれば、ある程度今回起きたようなことは防げるのではないかと思います。銃を所有する人にとっては不便極まりないことかもしれませんが、それでも全部銃を取り上げてしまうよりはましでしょう。 銃の所有者は減ってきているのに、昔に較べて発砲事件が増えています。勿論、大半は非合法に持ち込まれた銃や拳銃で起きていることなのでしょうが、持つ人の意識、モラル、人間性なども昔と変わってきているのだと思います。それなのに、銃所有に対する条件などが昔のままというのは時代にそぐわないことだと思います。それに、その規制は、普通の生活をしている人であれば間違いなく許可されるような規制です。 もうひとつ、非合法の所持や発砲事件に対してですが、刑罰があまりにも軽いことが問題です。拳銃を違法に所持していても、せいぜい1年以上10年以下の懲役です。軽ければ1年務所暮らしすれば出てこれるのです。これが、50年以上の懲役になったらどなると思いますか。だれも怖くて銃なんか持ち歩かないようになるはずです。大体、銃を持ち歩く必要性が無いのですから、1年以上などという短い期間を法律で設定すること自体がおかしいのです。 今回のように、おそらく許可を得ていた人物が精神異常を起こしたようなケースは防げないのですが、やくざの所持には相当効果があると思いませんか。

土曜日, 11月 17, 2007

スライドショーのズーミング

 スライドショーを制作される際に、ズーミングのご指定を承っております。このズーミングの指定に関してそのポイントを述べて見たいと思います。 [ズーミングの種類] 一言でズーミングと言ってますが、実際にはズームイン、ズームアウト、パン(上下左右)とそれらの組み合わせができます。ズームインとは徐々に近づいてアップになるもの、ズームアウトはその逆、パンとは画面が横や上下に動くものです。 また、何点かのポジションを決めて、動いては止まるという動作を繰り返すこともできます。 [特定の人物に注目させたいとき] ズーミングは、複数の人物が写っている時に、その中の特定の人物に注目させたいときに使うと有効です。この場合、ズームインとアウトの両方が使えます。また、パンに関しても、最後に注目すべき人のところに移動させるという方法で注目させることが可能です。 [ズーム倍率] 例えばズームアップの場合、写真全体を写した状態から、徐々にアップして写真の半分の領域を写すようにすると、これはズーム倍率が2倍ということになります。ではどの程度の倍率が望ましいのでしょうか。スライドの一コマあたりの上映時間にも依存しますが、5~7秒程度の場合は、1.5倍程度が適当です。理由は、倍率を高く設定すると、画像の動くスピードが早くなりすぎるためです。スライドショーで気を付けなければならないのは、この画像移動スピードです。ズーミングやパンを行っているということは一種の動画をテレビ画面で見ていることになります。テレビカメラを早く動かすと非常に見づらい画面になってしまいます。初心者がビデオを写した時によく経験することです。かなりゆっくり動かさないと見ている側が疲れてしまいます。これと同じです。倍率を高く設定する時はスライドの一コマの時間を長くしなければいけません。パンニングに関しても同じです。[集合写真] ご要求の中で一番多いのは集合写真のズーミングです。例えば修学旅行の集合写真などで特定の方へのズーミングをご要望されるケースが非常に多くあります。上で述べたズーム倍率の点から、あまりお勧めできないパターンです。全体を写したスライドと、特定の個人のみを抜き出したスライドの2枚構成にした方が見やすいスライドになります。 
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火曜日, 11月 13, 2007

スライドショーのテロップについて

 スライドショーに入れるテロップについてよく質問を受けますので、ここで説明を入れさせていただきます。
[手書きのテロップ文字ではなくてデータを必要とする理由]
 紙に書いたテロップを入れることも可能ですが、基本はデータを送っていただくこととしてます。手書きのものを入力すると間違いが起こるためです。間違いを防ぐために、お客様に確認をお願いしなければなりません。この場合、その手間と時間が必要になります。特に固有名詞やお客様側でお使いになっている特有の表現などはこちらでは合っているか間違っているかが判断できないのです。

[テキストデータとは何ですか?]
 テロップのデータをテキストデータで送ってくださいとお願いしております。コンピュータにそのままコピーできるデータとなっていて欲しいのです。つまり、エクセルとかワードとかのデータであれば、そのままその中の文字情報が使えるわけです。手書きの文字やワープロで打った印刷文字の場合は、それをいったんコンピュータに読み込ませなければなりませんので、テキストデータとは言いません。上でも述べましたように、エクセル、ワード、ノートパッドなどのデータが使えます。それ以外に、メール本文で下のように書いていただいても結構です。   1   1974年2月4日 太郎誕生   2   満1歳の誕生日   3   七五三

[テキストデータはどうやって送れば良いのですか?]
 電子メールで弊社あてに送っていただくのが一番簡単です。

[文字のフォントは指定できますか?]
 一般的に使われているフォントであれば指定は可能ですが、フォトセピアでは比較的読みやすいフォントを採用しておりますので、指定フォントの場合少し読みづらくなる可能性はあります。

 写真のデジタル化の フォトセピアURL : http://www.photosepia.co.jp/ mailto:info@photosepia.co.jp

月曜日, 11月 12, 2007

写真のデジタル化と修正

 写真の修正。デジタル化のメリットは何かといえば、コンピュータで管理できるというのが上げられますが、私は、画像の再発見では無いかと思っている。再発見の意味は2つあって、昔のものにめぐり合えるということ、つまりデジタル化を機会に改めて昔に対して向き直って、その時の自分なりを見つめなおすということと、もう一つは、デジタル化を行なって画像を修正することで新たな発見があるということだと思います。私は、折角デジタル化するのであれば、そのカラー画像をもう一度よみがえらせて欲しいと思っています。単にきれいになるということ以上のインパクトがあるはずです。

 フォトセピアのデジタル化は、画像の修正ということを今行なっています。通常のデジタル化サービスでもカラーの色復元を行い出荷しています。勿論、かけられる時間の制約もあって、きめ細かい修正はできませんが、それでもかなりきれいな画像に復元できます。実は、フォトセピアのデジタル化は、入力以降の工程の方がはるかに時間を要しているのです。デジタル化で加わる欠陥の修正は勿論のことですが、写真にもともとあったゴミに相当する欠陥もできる範囲で修正しております。こうすることによって、写真は本当に見違えるほど良いものになり、そこから新たな感動や思い出がよみがえってくるのです。ご自分で写真をデジタル化される場合も、ぜひ修正までやってみてください。写真を見たときの満足度が必ずあがります。


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金曜日, 10月 26, 2007

スライドショーのBGM

 前回、著作権について記述しましたが、実は著作権には著作権と著作隣接権という二つの権利があります。前者は、作曲家と作詞家の権利です。後者は、演奏家とかレコード製作者の権利です。  スライドショーに市販のCDの音を使用する場合には、この両方の権利について許諾を得なければならないのです。前者の著作権は多くはJASRAC(日本音楽著作権協会)で許諾を得ることができますが、後者の著作隣接権はレコード会社などに申請しなければなりません。  事実上、個人レベルでは非常に大変なことです。申請が一本化されていて手続きが簡単であればと思うのですが、なかなかそうはいかないようです。だから逆に無断で使われてしまうことが起きているようにも思うのです。簡単に手続きができるのであれば、著作権料を払って堂々と使わせてもらうということができると思うのですが、みなさんどのようにお感じになりますか。  
写真のデジタル化の フォトセピアURL : http://www.photosepia.co.jp/ mailto:info@photosepia.co.jp

月曜日, 10月 22, 2007

スライドショーのBGM

 スライドショーのご依頼の際、市販の音楽(CDなど)をBGMに使えないかという問い合わせを多く頂きます。
 
 結論から申し上げると、NGです。著作権法に違反することになります。よく、結婚式などの場で使うのであれば個人的な目的だから構わないのはでないかという問い合わせも受けます。

 この根拠は個人的にCDなどをMDなどにコピーして使うことが許されているということがあります。CDなどを携帯音楽プレイヤーなどにコピーして楽しむことです。そして、結婚式なども個人的な催しだから構わないのではないかという考えです。

 しかし、この個人で楽しむというのは、本当に一個人であることが前提になっています。結婚式などは出席者が親類縁者であったとしても、個人の枠を超えた存在とみなされますから法的に違反となるわけです。

 結婚式場などでよくBGMなどがかかっています。あの類も、著作権のある音楽を使用していて許諾を得てないとすると、法律違反となります。このあたり、実際にどこまで厳格に運用されているのかわかりませんが、法律上はそこまで制限されているのです。

 ではどうすればよいのかということですが、許諾を得て著作権料を支払うというのが正しい取り扱いということになります。テレビやラジオなどは専門のスタッフが居て、全てチェックして著作権料を払っているそうです。

 ただし、許諾を得ることができるかどうかは別問題です。一般的には非常に困難と聞いてます。

 そういうこともあり、フォトセピアは著作権フリーのBGMを19曲用意させていただいてます。これからも、いろいろなシチュエーションにあった良いBGMをそろえて行きたいと考えております。

 著作権についてもっと詳しく知りたいかたは、日本音楽著作権協会のサイトをご覧下さい。

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日曜日, 9月 23, 2007

スライド、フィルムのデジタル化もスタート

 随分長い間、ご無沙汰してしまいました。ご無沙汰している間に、世の中いろいろなことが起きてしまいましたね。中でも総理大臣が職場放棄をしてしまったのには驚きました。

 ところで、すでにHPの方ではアナウンスさせていただいてますが、フィルムやスライドのデジタル化も行うことにしました。現状は35ミリのネガ・ポジ゙に限定しております。今までにもご要求はあったのですが、プリント写真に較べるとどうしても価格が高くなってしまいますので特別なご依頼にのみ対応しておりましたが、画質と価格という点ではコストパフォーマンスには自信があります。

 フォトセピアのフィルムデジタル化サービスは、スリーブのみではなく、マウントに入れたスライドでも対応します。また、4000dpiという高い解像度で入力しますので、高い品質の画像が得られます。

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月曜日, 4月 02, 2007

スライドショーのサンプル画像

  スライドショーをご紹介するフォトセピアのHPにスライドショーのサンプルを載せました。インターネットで配信する都合で、解像度は落ちますが、雰囲気はつかんでいただけると思います。サンプルにも出てきますが、エンドロールにも対応することとしました。結婚式なら、ご両親や来賓の皆様への挨拶、自分史なら経歴の紹介、写真集なら撮影場所や撮影日時のリストアップなど、いろいろな使い方ができると思います。ストリーミングですので、回線速度の遅い場合は少し見づらいかもしれませんが、ご勘弁願います。
 エンドロールではない静止した文字のみの画面は、今までどおりで対応します。

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水曜日, 3月 28, 2007

写真流通サイト グローバルフォトエクスチェンジ(GP)について


プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 今年になってから、グローバルフォトエクスチェンジ(株)(以下GP社)(http://www.globalphotoex.com/index.php)という写真の流通を仲介する会社からの依頼でのデジタル化を行っております。 GP社は、写真の流通市場を目指した会社で、元共同通信編集委員の菅谷洋司氏とプロ写真家の須田慎太郎氏が昨年設立した会社です。サイトをご覧いただくとよくお判りでしょうが、非常に優れた写真が並んでいます。プロの写真家の写真が多いので当然と言えば当然ですが、もちろん一般にも開放されています。今までの写真販売サイトとは違って、写真を公開したい人、写真を売りたい人と写真を使いたい人の仲介をしているというのが特徴です。 GPのサイトに載せるには、写真をデジタル化する必要がありますが、過去に撮られた写真の大半はフィルムを使って撮影された写真ばかりです。これらの写真が劣化していく前にデジタル情報として残せるのであれば、将来に伝える手段がひとつ増えたことになります。また、デジタル化された写真がなんらかの形で利用していただけるのであれば、写した人にとっても替えがたい喜びにつながるのではないかと思います。

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水曜日, 1月 17, 2007

DVDスライドショー制作の悩み

 プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。
 DVDの制作でいつも迷うことがあります。前回のブログでも書きましたが、フォトセピアのDVDはなるべく皆さんに気軽に利用していただきたいということで、お手ごろなお値段をつけさせていただいております。
 かと言って手を抜いているわけではありませんが、どこまで作り込めばよいのかというのが難しい判断なのです。あまり凝らないというのは原則ですが、どういうズーミングにするかとか、タイトルはこれでよいのかとか、BGMはこれでよいのか、スライドのショット毎の時間は良いのだろうか。悩みは尽きません。というのも、写真は全てお客様ごとに違いますし、それぞれの写真も違った表情があるからです。そうは言っても、決めざるを得ないので、時間の許す限りの調整はして出荷しております。そういう意味では写真のデジタル化よりも難しい仕事です。


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金曜日, 12月 08, 2006

写真の裏面の番号記入について

 プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 最近デジタル化させていただいた写真で、随分ヨゴレが付着しているものがありました。黒いインクのようなものが付着していたのです。古い写真ではよくあることですが、比較的に新しい写真にも付いているし、だいたい同じ場所が汚れているのです。 それでふと思いついたのですが、写真のデジタル化の順番をご指定いただく場合に、写真の裏側に番号を入れていただくか、番号のついた付箋紙を貼り付けてくださいとお願いしているのですが、この写真は直接裏側に記入していただいたものでした。 ホームページにも書かせていただいたのですが、ボールペンではなく、フェルトペンを使って記入していただけました。(ボールペンでは、筆圧が高いので、写真に文字の形をした凸凹が生じてしまい、デジタル化したときに文字が浮き出てしまうためです。) ところが、フェルトペンの文字が乾かない前に束ねて送られたのでしょう。 折角お送り頂いたのに、汚れてしまって申し訳ないような気分になりました。データはヨゴレを修正してお送りしましたが、写真にはヨゴレがついてしまいました。 よく乾かしてから束ねていただくよう、お願いします。また、柔らかい鉛筆で筆圧をかけずに書いていただくという方法もあります。最悪汚れた場合のことを考えて、蛍光ペンなどの薄い色のフェルトペンを使うということも考えられます。

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金曜日, 9月 29, 2006

写真データの修正サービスを始めます


プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 写真データの修正を本格的にスタートさせる予定です。 簡単な修正は、従来のサービスの中で行なっています。また、これは今後も継続する予定です。より高度な修正を行なう予定です。色あせのひどいもの、シミ、破れ、汚れのひどい写真を修整します。 一般的に写真関係のソフトでは色あせの修正などが出来るものが結構出回ってまいます。また、ウェブサイトの中にも同様のサービスを行うものもありますが、自動修正だけではなかなか美しい画像にすることは困難です。やはり、究極的には手修正が必要ですし、それなりに経験が要求されます。また、画像そのものも高度な修正を行なうには入力方法から見直していく必要があります。 近日中(10月中旬予定)にhpにてご案内しますので、ご期待ください。  

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日曜日, 9月 24, 2006

IP電話

プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 久しぶりにブログを書きます。写真とは関係ありませんが、フォトセピアの電話はIP電話を使用しております。NTTのひかり電話というやつです。このところ、ひかり電話が繋がりにくいという報道がなされてます。もし、弊社に電話をおかけになって、繋がらなかったというお客様がおられましたら、ここでお詫び申し上げます。もっとも、こちらではかかりにくかったのかどうかは不明ですが。 ところで、最初はこのトラブルが発生した直後19日から21日までは、原因が不明という状況でした。22日に漸く原因が判明?し、下記(一部)のような説明が公表されました。『弊社では19日以降原因究明に努め、19日については、呼制御サーバにおける一部サービス機能の処理増加に伴うソフトウェア不具合により、呼制御サーバの輻輳が発生し、その影響で更に中継系呼制御サーバが輻輳していたことが判明しました。また、20日については、19日の輻輳から回復した際に、中継系呼制御サーバが完全な初期状態に戻らなかったため、所定の性能を発揮できずに輻輳を生じたと推測しております。(以下省略)』 技術屋さんの書いた説明なんでしょうが、判りにくいですね。だいたい輻輳(ふくそう)なんて言葉は一般には使われない。『集中』と書けば少しはわかりやすい。私も、技術者のなれの果てですので、こういう文書を書く心理状況が非常によくわかる。こういう文書を書くというのは、自信がない証拠です。やたら難しい単語を出して、煙に巻くわけです。要は、本当の原因は判ってないし、対策も確実とはいえないという状況だと確信します。自信がある場合は、判りやすくなるものです。また、起きそうですね。 
 
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火曜日, 8月 08, 2006

スライドショーを、お年寄りにプレゼントして見ませんか?

 プリント写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 写真をDVDスライドショーにしたものを、お年寄りにプレゼントして見ませんか?ご両親や、年配の方へのお祝いなどにプレゼントされると、大変喜ばれます。 古いアルバムを引っ張りだしてくるのは、若い人にとっても結構おっくうなものです。ましてお年寄りの場合は、重いアルバムを引っ張り出して、埃をはらって、老眼鏡を取り出して・・・・ととても大変ですので、やっぱり止めておこうということになってしまいます。 昔の写真を見ることは本当はとっても頭脳の刺激になることで、よいことなのですが、お年寄りには結構負担です。 そこで、デジタル化サービスを利用し、DVDにしてあげれば、見るのは簡単ですし、大きなテレビ画面で楽しめますから、とても喜ばれます。ぜひ一度利用してみてください。

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月曜日, 7月 03, 2006

結婚式でのスライドショー

 最近のお問合せで多いのが、結婚式での余興としてスライドショーが使えないかというご質問です。 勿論、DVDスライドショーですのでお使いになれます。スライドに文字のコメントを入れることも可能です。スライドは、一定間隔で自動で切り替わりますので、写真一枚当たりの上映時間と、写真の枚数を掛け合わせたものが、トータルの上映時間になります。写真一枚当たりで7秒から8秒程度が適当と思われます。(1秒単位で指定可能です。) 

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木曜日, 6月 01, 2006

DVDスライドショーの作成方法

 DVDスライドショーをご自分で作成される方法のお問合せが結構あります。ご家庭で作成される方法について記述します。
 一番簡単な方法は、スライドショー作成用のソフトを購入することです。一般的にDVD関連のソフトは、ビデオ編集やビデオ閲覧を目的としたソフトが多いので、購入されるときに注意する必要があります。デジカメなどで撮った写真のスライドショー作成が可能と書いてあるものを購入してください。タイトル画面やBGMも用意されております。画面にコメントなども表示できます。ただし、画像のデジタル化は含まれておりません。
 少し手の込んだ方法としては、DVD書き込みまでは対応してないソフトでパソコン用のスライドショーを作成します。完成したスライドショーファイルをDVDのオーサリングソフトと呼ばれる書き込みソフトを使ってDVDに書き込む方法があります。DVDに書き込めば、パソコンではなくて家庭用のDVDプレイヤーでご覧になれます。この場合、パソコン用のスライドショーファイルが、DVDオーサリングソフトで処理できることを確認する必要があります。
 上記の2つの方法とも、パソコンにDVDの書き込みが可能なドライブが必要です。

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火曜日, 3月 28, 2006

小さな写真の大きな魅力
 写真デジタル化フォトセピアの間 潤治です。 先日、私の友人の写真アルバムをデジタル化して、その感想を聴かせてもらいました。その友人が感心していたのは、小さな写真のことです。昔の写真というのは、いまのようなサービスサイズとかL判というようなサイズではなく、5センチ角未満の小さなサイズが非常に多いのです。中には、ベタ焼きと言って、ネガを1:1でプリントしてそれをサービスにしていたこともありました。(いまでもデジカメプリントでは似たようなサービスがあります。) そういう写真がアルバムにはってあることもあるわけです。 友人は、そういった小さな写真をデジタル化して大きな画面で見られるようになったことに感心してくれました。実際に私も、大きな写真よりも、小さな写真をデジタル化することで思いも寄らなかったような気分を味わったことが何度もあります。 友人は、その写真アルバムを処分するつもりでデジタル化しよう思ったのでしょう。でも彼は、そうしなかったようです。多分、その写真を見たことでその写真に対する愛着・その写真に写っていた人への愛惜の情が湧いてきたのだと私は勝手に解釈してます。その写真は、彼のお父上の若かりし頃の写真でした。
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日曜日, 2月 05, 2006

写真の整理方法(ファイル名称の決め方)

 写真電子ファイルの整理に関する今日のポイントは、ファイル名の付け方です。
基本的に、前回の写真の整理方法と同じですが、ファイルの名称にも必ず撮影年月日をファイル名の先頭に付けることをお勧めします。
従って、フォルダー名とファイル名はほとんど似たものになります。
なぜ、写真ファイルに撮影年月日を付けるかというと、パソコンのOSで勝手に付けてくれるファイル作成日はあくまでもファイルを生成した日であって、撮影した日付ではないからです。又、ファイルに変更を加えてしまうと、変更日は自動的に変わってしまいます。従って、絶対に変えたくない撮影年月日をファイルの名称にしておくことで、知らない間に撮影年月日が変わることを防ぐという意味があります。


 上の例では、『19781022 北鎌倉にて』というフォルダーの中に、「19781022 北鎌倉にてFile0002」から順番に「19781022 北鎌倉にてFile0009」まであります。

 次回も、ファイル名の付け方について説明します。

金曜日, 2月 03, 2006

写真保存時のフォルダー名称



 デジタルカメラで撮った写真や、弊社のサービスのような昔の写真のデジタル化を行って電子ファイルとして保存される機会が多くなりました。私なりの整理のポイントをお伝えします。参考になさってください。今日のポイントはフォルダーの名前です。フォルダーの名前は必ず撮影年月日をフォルダー名の先頭に付けることをお勧めします。
これでフォルダーが年代順に並べることが容易になります。次回はファイル名です。

木曜日, 1月 19, 2006

昔の写真をデジタル化します。

水曜日, 6月 01, 2005

プリント写真のDVDスライドショー化と解像度

 DVDスライドショーへの対応を開始しましたが、デジタル化での解像度との関係をご説明しておきます。
 デジタル化は従来は300~600DPIの解像度でデジタル化を行ってきました。最近は全て600DPIに統一しております。
 ただし、この解像度はパソコンなどでデジタル化された画像をご覧になる場合には有効ですが、DVD化する際にはそれほど有利になる訳ではありません。というのは、通常DVD化する場合、テレビの走査線に対応してDVDに書き込まれるためです。テレビの走査線(画面に表示される分)は、通常の放送で480本程度。液晶テレビでハイビジョンといっているもので768本、最近出てきたフルハイビジョンと呼ばれるもので1080本です。
 つまり、600DPIの解像度でデジタル化しても、例えばL判の写真の場合、おおよそ3000×2100画素でサンプリングされますからフルハイビジョンであっても半分近くは捨ててしまっていることになります。
 600DPIはパソコンなどの画面でご覧になる場合に意味のある解像度ということです。

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