火曜日, 6月 21, 2011

アメリカの中の日本文化

 新聞ネタですが、アメリカの議会図書館6階(通称DECK6)には110万点の日本関連の蔵書があるそうです。昔、日本人司書の坂西志保さんという方と当時の大使の斎藤博之さんという方の尽力で集められたそうです。今では宝の山だそうです。これに限ったことではないのですが、日本の美術品などが大量に海外に集められています。ボストン美術館などの浮世絵も有名です。

 この集める文化というのは一体どこからくるのでしょうか。日本にはアメリカやイギリスの文化を蒐集している場所があるという話は殆ど聞きません。アメリカやイギリスはそういうことに熱心です。日本にも個人レベルでそういうことをやっておられる方はいらっしゃいますが、国とか県というレベルでは非常に少ないと思います。自国のものですらろくに集めてませんから。

 日本人がどうのこうのという話はヘドが出るほど聞かされてますからどうでもよいのですが、文化というものに対する思い入れというようなものが彼我の違いなのでしょうか。そういえば、私自身も自分の文化に対しては無頓着極まりないのです。せめて写真くらいは大切にしたいと思います。

0 件のコメント: