火曜日, 1月 20, 2009

メールマガジン

 以前、メールマガジンを発行しようとしたことがあります。準備をして、1回だけ今まで注文していただいたお客さまにお出ししたことがありました。価格の変更をご連絡する目的でした。でも、その一回のみで、そのあと、メールマガジンを発行するのを結局止めました。

 なぜかというと、自分でも閉口しているのですが、やたらと余計なメールが多いのです。
余計なメールと言っても、自分がネットショップで買ったことが元になって、そこから繰り返し送られてくる宣伝メールであったり、そういうこととは一切関係なく、送られてくる迷惑メールであったり、過去情報取得を目的としたメールマガジンの購読で購読中止を申し込んだにも関わらず、相変わらず送られてくるメールであったりするわけです。

 最近は、メールソフトとか、ウィルスチェックソフトが大体自動的にはじいてくれるからだいぶ助かりますが、それでも時々迷惑メールでないものが迷惑メール扱いされたりしますので、自動的に分別された分別ごみメールを無条件で捨てるわけにもいかず、それなにり面倒なことです。

 本来、メールというのは必要な場合に出したり、差出人が明確であるべきものだと思うのです。それが、宣伝とはいえ、やたら多くのメールを出すことが当たり前になってしまっています。そなるのは、いろいろ弊害があっても、多くのメールを送り続けることで、それなりの効果があるからでしょう。100通送って、99人が迷惑と考えても、1人がそのメールで物を買ったりすれば、送った側にとっては、大成功なのでしょう。しかし、99人が迷惑しているという事実が残ります。受け取る側にも受け取る自由があってもよいと思います。

 そういうこともあって、これ以上メールを増やすのはやめようということで、メールマガジンを止めました。ですから、フォトセピアからメールマガジンを発行することは今後はありません。ご利用いただいたお客様に対し、サービスの変更を行う場合も、メールマガジンではなく、ホームページの工夫や、ブログを通じてご連絡するようにいたします。

 ブログはrssという機能を使うと、ブログも更新されたことが簡単にわかりますので、受ける側で選択できます。メールは受ける側での選択が原則としてできませんので、メールを使って無条件にお客様に情報を送りつけるというのは、やめたということです。要は、情報を受ける自由・受けない自由を侵さないということにするということです。

 でも、受け取らない自由というのは難しいことです。たとえば、贈り物などを頂いたり、年賀状を頂いたり、お祝いの電話を頂いたりというごく日常的に行われているすべてのことに関係しています。それをすべて受けない自由があるだろうとはなかなか言えませんよね。受け側での対応は難しいということです。ですから送る側というのは、もっとよく考えないといけないと思うのです。

 宣伝とか情報発信というのは、おしつけちゃいけないのですね。そういう基本原則的な節度というものを大事にしたいと思います。

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