月曜日, 8月 27, 2012

明月院・・・の撮影スポットその2



 ずいぶん時間が経ってしまいましたが、明月院撮影スポットその2です。方丈の円窓の向こうにウサギが飛び跳ねている絵などがよく見かけます。丁度しばらくすると中秋の名月になりますので、これからの撮影もよいかもしれません。ウサギは居ません。


 この絵を撮るには、並ばなければなりません。だれかの指図があるわけでもありませんが、並びます。そして、同じ写真を撮ります。誰かが代表で撮って、配れば済むのですがカメラをもっている人にとってはそういうわけには参りません。だから、猫も杓子も並びます。なんとかの一つ覚えで並びます。

 持っているカメラは、一眼からコンパクトまでさまざまですが、コンパクトの人はなぜか申し訳なさそうにそそくさと撮ります。それに較べて一眼の人は少し横柄です。そういうもんらしいです。

 私も並びました。横柄だったかどうかは知りません。

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金曜日, 8月 24, 2012

コダックのフィルム事業売却



 コダックがフィルム等の事業を手放すようです。手放すとは言っても、フィルム事業を購入するところがあるのかどうか疑問です。医療用とか産業用の分野ではまだ使われているのですが、コダックは既に医療用のフィルムは手放してしまっています。

 いつかは来ると思うのですが、カメラ用のフィルムが供給停止になる時が刻々と近づいてきているのでしょうか。とは言ってもフィルムカメラをもっている人はまだ多く居ますし、現在もまだフィルムカメラは販売されています。富士フィルムもまだ供給していますので、今すぐになくなることはないでしょう。

 しかし、例え事業の受け手があったとしても、もはやコダックではありませんから、コダックフィルムが無くなるということはやはり衝撃的です。

 コダックはまだ無くなったわけではありませんが、フィルムあってのコダックですから実質的に無くなったも同然です。しかし、コダックは事業の転換に失敗したものの、立派な会社であったと思います。企業は永遠に続くものではありませんから、いつかは消え去る時が来るのでしょう。写真や、映画文化への貢献という意味では、本当に有り余るものがあったと思います。

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木曜日, 8月 23, 2012

アンドロイドデジカメ



 ニコンがアンドロイド搭載のデジカメを発表しました。これはどう考えればよいのか、ちょっと混乱しています。コンパクトカメラに搭載したということで、考えようによっては携帯カメラへの対抗ということになるかと思います。

 しかし、携帯機能があるわけではありませんから、対抗というにはちょっと中途半端です。WiFiが無いところではスマホを介してテザリングでネットに接続するとなると対抗にはなりません。SNSに写真をアップロードするのであれば、画質はそれほど問われないので携帯のカメラで殆ど事足りるように思います。

 WiFiで通信できるのであれば、それはメリットですが、アンドロイドを搭載する理由にはなりません。

 ということで、よくわからないのです。ですから、この流れが他のカメラに及ぶのかどうかということもわかりません。完全な携帯機能を入れて、携帯端末(スマホ)として売り出すというのであれば、すごく納得できるのですが。どなたかおわかりであればぜひコメントを。



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土曜日, 8月 11, 2012

メカニカルシャッターと電子シャッタ



 どうやら、カメラのメカニカルなシャッターも無くなる方向です。一眼レフは別として、ミラーレスやコンデジでAF、ズーム以外にメカニカルに動いていた要素はシャッターのみです。AFやズームは当面は無くならないでしょうが、シャッターは無くなりそうです。既に電子シャッターのみのカメラも出てきております(携帯は既に電子シャタターのみです)。CMOSでグローバルシャッター方式が実用化されそうですので、そうなればメカシャッターは不要となります。本体は、完全に電子化されるということになります。

 以前にも書きましたが、一眼レフのミラーやシャッターという存在は、もう時代に合わなくなってきていると思います。あの音を懐かしむのは、一種のノスタルジーのようなもので。SLの音や汽笛を楽しむようなものです。電子化されたシャッタであっても、昔のシャッター音を電子的に発生させるというのは、そういうニーズもあるのかもしれません。

 カメラの大きな流れはもう変えようがない方向に進んで行くように思います。一眼であれば、ズームまで電子化する必要はありませんので、AFだけが残りますが、これも電子化される技術が芽生えてきております。カメラが光学機械であることには変わりないのですが、もはや精密機械ではなくなる日が刻一刻と近づいてきております。