火曜日, 3月 24, 2015

iPhone6カメラ

 最近、iPhone 6の宣伝で、新聞2連版全面広告が掲載されることがしばしばあります。iPhone 6で撮影となっています。いつも感心してしまうのですが、これだけ拡大して、これだけ撮れているというのは、やはりたいしたものです。ネット上にも、過去のiPhoneカメラの比較なども載っていますが、iPhone6はレベルがかなり高くなっています。ここまでの絵が出せるとなると、確かにコンデジが売れなくなるのもむベなるかなと思います。いや、それどころか、下手な一眼以上の性能かもしれません。私の持っている一眼レフカメラとズームレンズのセットよりも、良く撮れているように思っています。iPhoneは単焦点レンズですから、直接の比較は難しいと思いますが、かなり近い領域にいることは間違いありません。しかも、ワールドギャラリでは多くのユーザ(写真家?)の写真からピックアップしていますので、これまでにない効果をもたらしています。従来のカメラメーカで掲載している写真は、特定の一流のプロの写真ばかりです。ですから、一般ユーザにとっては逆効果で「こんなのは私には撮れない」と思ってしまうのです。しかし、アップルの手法は、「あなたでも撮れるのですよ」と語りかけているのです。圧倒的に綺麗な作品を惜しげもなく大量に提示し、撮り方まで解説しているのですから。この戦略は、実に憎いほど上手な方法です。
 アップルにはスマホにカメラが付いていさえすれば良いという発想ではなく、既存のカメラを追い越そうという気迫を感じます。本当に一眼レフやミラーレスは本腰を入れて対抗策を出さないと、かなりヤバイ状況になっていると思います。

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