カメラの出荷が半減するというカメラ業界にとっては、明るいニュースが乏しい中で追い打ちを掛けるように、スマホのカメラ喰いが激しさを増しています。光学的な手振れ防止、光学ズームととどまるところを知らない状況です。
カメラで撮った画像を、すぐ送れたり、SNSに貼り付けられるというのだから、この流れはそう簡単に変わらないと思います。不思議なことに、カメラに通信機能が付かないのが理解できません。wifiというレベルではなく、携帯と同じようなことが出来ないと携帯には太刀打ちができないのですが、なかなかそうはならないようです。コンデジは、以前からなんども書いているように、携帯にとって代わりつつあり、残すは一眼の世界です。テザリングを使えば良いというようなものではなく、ダイレクトに通信ができるようにすることが必要だと思います。2008年にそういうことを書いたのですが、趨勢は6年まえの予想通りになっています。誰が考えても同じ結論になると思うのですが、実に不思議なことです。
技術的には、携帯電話とカメラの両方を持っているのは、日本ではソニーしか残ってない(海外ではサムスンも両方持ってはいます)と思うのですが、有利なはずのソニーがそういう方向に行かないのも不思議です。カメラ業界は、市場の縮小と同時に委縮してしまったのでしょうか。
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