水曜日, 6月 29, 2011

ビデオカメラ

 ビデオカメラ(カムコーダー)の市場が随分縮小してしまっています。全世界で1308万台でデジカメの1割程度です。90%近くが日本メーカ製品。最近はYouTubeなどにアップするための簡便なビデオカメラにおされているようです。特にアメリカでは1.6万円程度のものが売れ筋だそうで、日本の1/3です。携帯、スマートフォンの影響もあるようです。JVCケンウッドが普及品から撤退するというのもうなずけます。動画そのものは投稿サイトなどで以前よりはるかに多くの人が使っているのですが、メーカが市場を見ていなかったこと、新たな市場を作り出せなかったというのが衰退の理由だと思います。

 その中で、ソニーが事業的にも黒字を出しているという点に注目しました。生産の上流から下流までを社内で扱っているということと、デジタルカメラとの部品の共通化を行っているということだそうです。これが本来のソニーの生産の姿だと思います。(製品開発は別として)

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