月曜日, 3月 15, 2010

CP+

 CP+というカメラと写真映像のショーがあり、行って参りました。以前はカメラショー、最近はPIEという名前で展示会を行っていたのですが、PIEが分裂消滅して、代わりにCP+という展示会になったそうです。場所も今までは東京ビッグサイトでしたが、CP+は横浜パシフィコです。

 展示会の規模としては、PIEより一回り小さくなった感じです。何故かはわかりません。不景気のせいでしょうか? カメラは日本のお家芸で、現状でもまだ世界的には主流の位置を占めているのですが、それでも少し元気がないように見えたのは気のせいでしょか?

 とういよりも、カメラとして新たな機能を入れる余地がなくなってきたということかもしれません。以前もここで書きましたが、FULL HDの動画撮影ができるカメラが出現して、それが話題になっていますが、静止画のカメラという点では、これといった話題がないのです。

 ひとつあるとすれば、コンパクトであっても画質にこだわりのあるカメラが出てきていることです。コンパクトでレンズ交換ができるカメラが出てきていて、一眼レフとコンパクトの中間のようなもので、しかもコンパクトのメリットを活かしたものということでしょう。一眼のミラーレスと似たようなポジションかもしれません。ただ、これも大きな流れになるとは思えません。

 全体を見ていて感じたのは、カメラという枠に縛られているという印象です。図らずもCP+という名称になってしまったことが、そのことを端的に表しているように感じました。なによりも、創造力が欠如しているとしか感じられないのは残念なことです。私が期待しているようなものが出てくるのは当分先かもしれません。

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