プリント写真のDVDスライドショー化と解像度
DVDスライドショーへの対応を開始しましたが、デジタル化での解像度との関係をご説明しておきます。
デジタル化は従来は300~600DPIの解像度でデジタル化を行ってきました。最近は全て600DPIに統一しております。
ただし、この解像度はパソコンなどでデジタル化された画像をご覧になる場合には有効ですが、DVD化する際にはそれほど有利になる訳ではありません。というのは、通常DVD化する場合、テレビの走査線に対応してDVDに書き込まれるためです。テレビの走査線(画面に表示される分)は、通常の放送で480本程度。液晶テレビでハイビジョンといっているもので768本、最近出てきたフルハイビジョンと呼ばれるもので1080本です。
つまり、600DPIの解像度でデジタル化しても、例えばL判の写真の場合、おおよそ3000×2100画素でサンプリングされますからフルハイビジョンであっても半分近くは捨ててしまっていることになります。
600DPIはパソコンなどの画面でご覧になる場合に意味のある解像度ということです。
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