土曜日, 11月 17, 2007

スライドショーのズーミング

 スライドショーを制作される際に、ズーミングのご指定を承っております。このズーミングの指定に関してそのポイントを述べて見たいと思います。 [ズーミングの種類] 一言でズーミングと言ってますが、実際にはズームイン、ズームアウト、パン(上下左右)とそれらの組み合わせができます。ズームインとは徐々に近づいてアップになるもの、ズームアウトはその逆、パンとは画面が横や上下に動くものです。 また、何点かのポジションを決めて、動いては止まるという動作を繰り返すこともできます。 [特定の人物に注目させたいとき] ズーミングは、複数の人物が写っている時に、その中の特定の人物に注目させたいときに使うと有効です。この場合、ズームインとアウトの両方が使えます。また、パンに関しても、最後に注目すべき人のところに移動させるという方法で注目させることが可能です。 [ズーム倍率] 例えばズームアップの場合、写真全体を写した状態から、徐々にアップして写真の半分の領域を写すようにすると、これはズーム倍率が2倍ということになります。ではどの程度の倍率が望ましいのでしょうか。スライドの一コマあたりの上映時間にも依存しますが、5~7秒程度の場合は、1.5倍程度が適当です。理由は、倍率を高く設定すると、画像の動くスピードが早くなりすぎるためです。スライドショーで気を付けなければならないのは、この画像移動スピードです。ズーミングやパンを行っているということは一種の動画をテレビ画面で見ていることになります。テレビカメラを早く動かすと非常に見づらい画面になってしまいます。初心者がビデオを写した時によく経験することです。かなりゆっくり動かさないと見ている側が疲れてしまいます。これと同じです。倍率を高く設定する時はスライドの一コマの時間を長くしなければいけません。パンニングに関しても同じです。[集合写真] ご要求の中で一番多いのは集合写真のズーミングです。例えば修学旅行の集合写真などで特定の方へのズーミングをご要望されるケースが非常に多くあります。上で述べたズーム倍率の点から、あまりお勧めできないパターンです。全体を写したスライドと、特定の個人のみを抜き出したスライドの2枚構成にした方が見やすいスライドになります。 
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