木曜日, 9月 29, 2011

イングリッシュガーデン



 我が家の庭と言いたいところですが、横浜の観光名所ということになっている平沼橋近くのイングリッシュガーデンです。そもそも横浜にイングリッシュガーデンがあること自体知らなかったのですが横浜市の観光ガイドに載っていました。とは言っても、市の施設ではありません。入場料800円と少々高めです。花がたくさんあればよかったのですが、台風の後で、殆ど散ってしまっていました。そのせいかどうかわかりませんが、見物客もまばらでした。2000坪の広さですから、手入れは大変だと思います。やっていけるのかどうか心配になってしまいますが、余計なお世話かも。



木曜日, 9月 22, 2011

ニコン ミラーレス一眼発表

 昨日、ニコンがうわさになっていたミラーレス(ニコンはミラーレスという表現を敢えて避けているようです)を発表いたしました。私にとってはとても意外な性能のカメラでした。センサーがAPS-Cの半分のサイズ(面積で言えば1/4)です。画素数が1010万。そして、ISO感度は100-3200となっております。

 ターゲットを所謂『カメラ女子』に設定しているのでしょう。そのため、価格を徹底的に抑えることを優先したのかもしれません。価格はオープンになっていますがダブルズームで8.8万という値段が一部でついていますから安いという印象はありません。小型化という点ではペンタックスQには及びません。

 もうひとつ考えられるのは、一眼レフとの社内競合を避けたということが考えられます。裏を返せば、一眼レフは残ると考えているということになります。

 私のような少し絵に拘りがある者にとっては、ちょっと意外な内容でした。しかし、先日のペンタックスQにもあるように、レンズ交換さえできればよいというものなのかもしれません。ミラーレスは、ソニーの高画質・高性能という方向と、軽量小型化+ファッション性という2つの方向にはっきり分かれてきたということです。どちらが中心になるのか、注目して参りたいと思います。

土曜日, 9月 10, 2011

コスモス


 浜離宮恩賜公園のコスモスです。圧倒的な数のコスモスの群生です。

コスモスというと、淡いピンクや深紅の花が頭に浮かびますが、ここはオレンジ色
のコスモスが沢山咲いていました。

金曜日, 9月 09, 2011

ニコンのミラーレス参入


 今日の新聞にニコンもミラーレスに参入することが書いてありました。年内に出るようです。ニコン発表ではありませんが、否定もしておりませんので、確実性は高いと思います。8月にミラーレスが一眼デジカメの中の40%を超えたというニュースが以前にありました。スマートフォンによってコンパクトカメラの価格が大幅に低下し、利益が出せなくなっています。このような背景で、これ以上放置しておけないという判断なのでしょう。ニコンが参入すれば、間違いなくキャノンも参入するはずです。

 私は一眼レフはいずれミラーレスに置き換わるだろうと思っていますが、それが徐々に近づいてきているようです。おそらく、ニコン、キャノンはAPS-Cサイズ以上のセンサーを使用するはずです。そうなると、まず影響を受けるのがAPS-Cサイズの一眼レフです。一眼レフとミラーレスで差が付けられるかということです。ミラーレスは当然のこととして新しいマウントになりますから、過去の交換レンズの遺産は引き継げません(現実には、レンズはデジカメに適合した設計を行うようですので、遺産はあるようで無いものなのかもしれません)。一眼レフメーカがミラーレス参入を遅らせてきたのは、この点も一つの要因ではないかと思います。ボディはセンサーと画像処理エンジンで性能が決まります。つまり、センサーが同じであれば、一眼レフの優位性は殆どないということになります。

 次に予想されるのが、フルサイズの一眼の消滅です。デジタル一眼リストのブログでも示しましたが、フルサイズの一眼の開発周期が長くなっています。また、性能がAPS-Cサイズの一眼と逆転している部分もあります。各社フラグシップ機と銘打っていますが、フラグシップ機にはなっていないのです。フラグシップ機のセンサーは半導体としては、非常識な程バカでかいのです。APS-Cサイズのセンサーと比較しても2倍以上の大きさです。このセンサーを開発し続けるのは容易なことではありません。しかも、致命的なことに生産数が少ないのです。半導体を量産する上で致命的なのは数がそろわないことです。一方、APS-Cサイズのセンサーはミラーレスの増加でますます増える方向になります。量産効果ではますます差が開くことになります。フィルム式のカメラの場合は、ボディだけ作ればよかったのですが、デジカメはそうはいきません。つまり、フルサイズはカメラメーカにとっては非常に重い負担になってくるということです。以上のような理由で、フルサイズの一眼レフはいずれ消滅する運命にあると思っています。

 デジタル一眼は、大きな転換期を迎えようとしています。これからのカメラは、従来にない斬新な機能やコンセプトが問われることになると思います。

火曜日, 9月 06, 2011

カメラの無線LAN対応

 東芝が無線LAN機能のついたSDカードを発表しました。同等のもので有名なのがEye-Fiのカードです。選択肢が増えたということは、可能性として標準的に使える可能性が出てきたということです。なによりも、現有のカメラが無線LAN対応できるというところが嬉しいことです。ただ、本体に入れた状態で無線が上手く通信できるのかが不安です。

 9月1日にはパナソニックが無線LAN対応のデジカメを発表しました。本体に無線LANが搭載されれば、安いSDカードが使えるわけですからメリットがあります。本体に入れることで、無線の品質もある程度確保することが可能だと思います。無線LANのスピードが有線並みに高速になってきたため、カメラに無線LANが搭載されるのが今後の標準になって行くものと思います。(フォトセピア 間 潤治)

月曜日, 9月 05, 2011

デジタル一眼リスト

 デジタル一眼の最新機種のリストを作ってみました。今後、新機種が発表される度に更新して行くつもりでおります(こちら)。リストは、ボディとしての基本性能のみをリストアップしました。写真を写す機械としての本来の性能を明確にしたかったためです。一眼とは言えレンズの性能は含まれておりません。ボディの基本性能、即ち感度、センサーサイズ、画素数の比較となります。センサーの種類も入れてあります。

 リストアップしてみてわかったことは、フルサイズのデジタル一眼の新製品が少ないことです。基本性能ではAPS-Cの方が上回ってしまっていることがよくわかります。レンズの性能が十分にあれば、APS-Cサイズで十分ということになるのでしょう。唯一、ボケ味のみの差ということになるかと思います。
 フルサイズは各社フラグシップ機と称してますが、性能的にはフラグシップ機になってないということです。デジタル特有の現象と言ってよいと思います。

 もうひとつ大きな違いは、感度が良くなってきていることです。おそらく画像処理エンジンの性能向上に負うところが多いと思います。一眼ではセンサーとして裏面照射CMOSと謳っているところが見当たりませんでしたが(見落としているかもしれません)、コンパクトでは主流になっております。今後更に感度が向上する可能性があるのかもしれません。(フォトセピア 間 潤治)

木曜日, 9月 01, 2011

写真保存サイトと写真のキャプション


 写真データを無料で保存してもらえるサイトが徐々に増えています。東日本大震災で写真を無くした方が多く、その影響もあるのでしょう。今までは、自分でPCに保存し、バックアップをDVDなどで保存するということしかできなかったのですが、外部に保存できると非常に助かります。外部に保存できれば、写真のデータの共有もできますので、親戚とかグループの中で自由に見ることができるわけです。もちろん、公開することも可能になります。

 こうなると、メインは外部に、バックアップとして自宅にというスタイルになるのではないでしょうか。

 写真のデータ化とかデジタル写真がここまで進んできて、一つ不便なことがあります。それは写真のためのキャプション機能が充実していないことです。現状でも写真にコメントを入れることは出来ないわけではありませんが、ユーザインターフェースが不十分であるということと、表示、互換性も含めてアプリケーションが充実していないことです。カメラ業界もこのあたりの標準化にはあまり熱心ではないようです。こういうケースでは、だいたい海外での動きがないと国内はまとまらないというのが従来の動きです。こんなところにも外圧頼みということなのでしょうか。(フォトセピア 間 潤治)