木曜日, 4月 07, 2011

理研のカメラ?

 今日の新聞の理研がES細胞から網膜の組織を生成したというニュースはすごいことですね。マウスの眼の水晶体とかレンズの部分を除いて眼の形になっているものが出来てしまうのですから驚きです。もちろん、まだ眼球の代わりに使えるというものではないようで、出来た細胞の一部を切り取って移植するということらしいのですが、複雑な組織を作ったということがすごいことです。特に、神経組織で現実の網膜組織と同じ構造のものを作ったというのが、単なる臓器の細胞を作ったというレベルと大きく異なっていることです。カメラでいえば、センサーの部分を培養してしまったということですから信じられないことです。震災関連のつらいニュースばかりの中で久しぶりに明るいニュースで、励まされます。